北海道の特急は旭川方面も「全車指定席」に 割引きっぷを整理しネット予約に集約 需要予測で価格を日々変動

JR北海道は、2026年3月14日(土)のダイヤ改正日からすべての特急列車を「全車指定席」化するとともに、おトクなきっぷの設定を見直します。

道南・道東方面は24年春に自由席廃止

新たに全車指定席で運転する特急は、札幌駅~旭川駅間の「カムイ」「ライラック」、札幌駅~稚内駅間の「宗谷」、旭川駅~稚内駅間の「サロベツ」と、札幌駅~網走駅間の「オホーツク」です。全車指定席化は2024年3月から道南・道東方面の特急ですでに実施しており、今後は臨時特急や繁忙期の増結車両も含めて道内の自由席特急券は発売されません。同社は、指定席を増やすことで着席機会が高まり、ホームで早くから並ぶ必要もなくなるとメリットを示しています。

これに合わせ、駅で発売してきた「自由席往復割引きっぷ(Sきっぷ)」「指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)」などのおトクなきっぷは原則として3月13日(金)利用終了分をもって発売を終了します。3月14日(土)乗車分からの割引商品はネット予約「えきねっと」限定で取り扱い、乗車日前日まで発売する片道の乗車券と指定席特急券がセットになった「特急トクだ値1」と、当日も購入できて駅での受け取り不要な料金券「在来線チケットレス特急券」の2本立てとします。札幌駅~旭川駅間利用の場合(大人1名・普通車指定席)、「特急トクだ値1」の設定価格は2,440円~4,340円、「在来線チケットレス特急券」と運賃の合計額は4,610円~5,200円の間で、予測乗車率や申し込むタイミングにより価格は日々変動します。

なお、道南・道東方面特急向けの「えきねっと」限定商品についても、通年設定は「特急トクだ値1」「在来線チケットレス特急券」に集約し、現在の「特急トクだ値14」の価格帯はそのままの割引率で「特急トクだ値1」として発売するなど商品体系を変更します。通勤・通学に旭川方面の特急自由席を利用できる特急定期券「かよエール」は、指定席の利用が可能な「かよエール+(プラス)」にリニューアルします。ただし、「かよエール+」は2027年3月末利用分をもって全方面で設定廃止することが決まっており、代替商品として普通列車用の定期券と組み合わせて使うチケットレスのサブスク特急券「特急e-Pass」を専用サイトで発売する予定です。

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