津軽鉄道は、2025年12月29日(月)に走行中の列車の連結が外れる事象が発生したことを受けて当面の間、客車による観光列車「ストーブ列車」の運転を見合わせると発表しました。
津軽「冬の風物詩」にまさかのトラブル
津軽五所川原駅から津軽中里駅へ向かう下り列車が津軽飯詰駅を発車した後の14時52分頃、津軽21形気動車2両と、直後にストーブ列車として併結していた客車2両との間の連結部が分離しました。気動車・客車とも自動的に非常ブレーキが作動して緊急停車し、連結器やブレーキ管、線路の状態確認を行った後に運転を再開しました。列車には約200人の乗客と乗務員、車内販売員などが乗っていましたが、東奥日報社の報道によると、海外からの男性乗客1人が脇腹を打撲するけがを負ったことが判明しています。
この事象を受け、線路の安全確認を実施するため当面の間、ストーブ列車の運行を取り止め、客車を併結する予定だった上下計6本は気動車のみの普通列車として時刻表通り運行します。津軽鉄道は、今回の事象を真摯に受け止め、安全性向上への取り組みを一層強化していくと公式サイトで言及しています。
併せて、ストーブ列車への乗車を予定していた来訪者への対応として、津軽五所川原駅4番線ホームに客車を留置し、毎日9時30分から17時まで車内を開放する措置を2025年12月30日(火)から実施しています。入場料と通常1,000円のストーブ列車券をともに無料とし、ストーブ列車の連結を再開するまでは公開を継続します。客車は走行しないものの、石炭を使う「だるまストーブ」を焚き、車内販売も実施してストーブ列車の雰囲気を楽しめるようにするとのことです。





