混雑率「全国ワースト2位」の西鉄貝塚線が19年ぶりダイヤ改正 増発のため朝ラッシュ時だけ使うホームを新設

西日本鉄道は2026年3月14日(土)にダイヤ改正を実施し、貝塚線の特に混雑する区間で平日朝のラッシュ時間帯に列車を増発します。

香椎花園前駅に折り返し専用ホーム

国土交通省による2024年度の混雑率調査結果によると、西鉄貝塚線の名島駅から貝塚駅へ向かう区間は最も混雑する朝7時30分から8時30分の1時間、164%の混雑率であることがわかりました。最も混雑する区間・時間帯で比較すると、東京都交通局の日暮里・舎人ライナーで記録した177%に続き、全国の都市鉄道で2番目に深刻な混雑率です。近年は沿線のマンション開発などが進捗し、貝塚線ではコロナ禍の影響を受けた2020年度を除いて概ね150%を超える高い混雑率が状態化しています。

2007年4月以来のダイヤ改正となる今回、特に混雑する香椎花園前駅から貝塚駅までの区間で平日朝ラッシュ時に2本を増発し、7時30分からの1時間に計8本を運転します。増発に伴い、香椎花園前駅の東側に従来とは異なる改札口を付属した2番のりばを新たに設け、平日朝の折り返し列車専用ホームとして3月16日(月)から運用開始します。一方で、西鉄新宮駅から香椎花園前駅までの区間では1本減便となり、同時間帯は5本の運転となります。

製造からすでに60年以上経過している貝塚線の600形車両は老朽化が進んでおり、2026年2月下旬以降、天神大牟田線から7050形を順次転属させて置き換えを進めます。ホームの増設と合わせ、600形の保有数よりも1編成多い9編成の7050形を導入することで利用者が待ち望んでいた増発をようやく実現します。

鉄道おでかけニュース 最新記事