JR東海は「新幹線名古屋往復きっぷ」「豊橋往復きっぷ」など、名古屋・豊橋の両エリア間を中心に設定しているおトクなきっぷの発売を2026年3月31日(火)をもって終了します。
新幹線はネット予約でおトク維持
対象は東海道本線など在来線用の「名古屋往復きっぷ」「豊橋往復きっぷ」「新城・本長篠往復きっぷ」と、東海道新幹線用の「新幹線名古屋往復きっぷ」「新幹線豊橋往復きっぷ」「新幹線新城・本長篠往復きっぷ」で、発売場所や利用できる区間がそれぞれ異なりますがいずれも3月31日(火)利用分までの発売となります。在来線の4枚つづり回数券「JR名古屋⇔豊橋カルテットきっぷ」も3月31日(火)に発売を終了しますが、4月30日(木)までの有効期間内は利用が可能です。在来線用の往復またはカルテットきっぷとの併用により新幹線の利用を可能とするオプション券「往復・カルテットきっぷ専用新幹線変更券」の最終発売日は4月30日(木)です。
豊橋駅~名古屋駅間の普通運賃(大人1名、以下同じ)は1,340円ですが、「名古屋(豊橋)往復きっぷ」(平日用1,900円、土休日用1,560円)は片道あたり780~950円、「カルテットきっぷ」(3,560円)なら1枚あたり890円で利用できます。同区間の新幹線利用では、運賃と自由席特急券の合計額2,330円に対し、「新幹線名古屋(豊橋)往復きっぷ」(平日用2,940円、土休日用2,360円)は片道あたり1,180~1,470円と、最大でおよそ半額相当です。ライバルの名古屋鉄道を相手に価格で勝るため大盤振る舞いを展開してきましたが、これらの廃止により競合関係が大きく変わるかも知れません。
なお、JR東海は新幹線のネット予約「エクスプレス予約」「スマートEX」限定で発売している自由席用商品「EX早特1」に、新たに豊橋駅~名古屋駅の区間を4月1日(水)乗車分から設定します。乗車日の6日前から1日前までという発売期間の制約が付きますが、片道から利用できて価格は1,400円と、「新幹線名古屋(豊橋)往復きっぷ」に近いおトク度を維持して価格の激変を緩和します。一方で、代替商品を打ち出していない在来線は価格競争から下りたと見られ、豊橋駅~金山駅・名鉄名古屋駅間で片道乗車券2枚セット商品「なごや特割2」(平日用1,780円、土休日用1,560円)を発売している名鉄の今後の出方も気になります。





