1日1往復のみの仙台空港アクセス線「快速」 ダイヤ改正で廃止して各駅停車のみに “最速17分”を捨てる決断なぜ?

JR東日本と仙台空港鉄道は2026年3月14日(土)にダイヤ改正を実施し、東北本線と仙台空港アクセス線を直通運転するすべての快速列車を普通列車に変更して途中駅の利便性を向上します。

途中駅も日中20分ごとの等間隔に

途中、名取駅のみに停車して仙台駅と仙台空港駅を結ぶ快速は2007年3月のアクセス線開業当初、1日4往復設定されていましたが、現在は1日1往復にまで減少しています。東日本大震災以降に仙台市南部や名取市で宅地開発が加速化したことが背景にあり、途中駅の利用者が増え続けている中、「最速17分」の速達性を誇示する看板を下ろして沿線の利便性を優先します。仙台空港駅11時台発、仙台駅14時台発の快速運転時は、杜せきのした駅、美田園駅など快速通過駅で運転間隔が大きく開いていましたが、各駅に停車することにより、日中時間帯のアクセス線内はおおむね20分ごとの等間隔で列車が来るようになります。

アクセス線関連では、仙台空港駅を19時から20時台に発車する仙台駅行列車の時刻を変更して運転間隔を均等化するほか、日中に一部列車の編成両数を変更することも発表されています。東北本線では、利府駅を6時9分に出発する仙台駅行の始発列車を新たに設定して東京方面に最初に到着する東北新幹線「はやぶさ2号」に乗り換えできるようにするほか、日中時間帯の岩切駅〜利府駅間には毎時同時刻に発車するわかりやすいパターンダイヤを導入します。

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