京阪電気鉄道は、緊急事態宣言の発令に伴い京阪線で終電時刻を繰り上げるほか、土休日には終日にわたる減便ダイヤを実施します。
政府から発令された2021年4月25日(日)からの緊急事態宣言および、行政・自治体からの要請を受けて行われる措置となります。
京阪線の終電繰り上げは、4月30日(金)から緊急事態宣言期間中のすべての日に実施されます。上り列車では、淀屋橋駅0:20発・深夜急行樟葉駅行、0:22発・普通萱島駅行の2列車が運休となり、淀屋橋駅発の終電は0:04発の準急淀駅行となります(京橋駅で普通萱島駅行に連絡)。また、下り列車では、出町柳駅0:19発・普通淀駅行が運休となり、出町柳駅発の終電は0:00発の普通枚方市駅行となります(時刻表は下表を参照)。
5月1日(土)以降、緊急事態宣言期間中の土・日・祝日は、京阪線で1日の総運転本数を20%減らした臨時ダイヤが実施されます(詳細は下表を参照)。特に昼間時間帯においては30〜50%程度本数が減少するので、利用には注意が必要です。京阪本線・鴨東線・中之島線については、始発電車の時刻はおおむね通常どおりとなります(列車種別の変更による接続の関係で多少の変更があります)。交野線・宇治線の始発・終電時刻はおおむね通常どおりです。臨時ダイヤの詳細は京阪電鉄公式サイトで公開されています。なお、大津線(京津線・石山坂本線)および鋼索線では減便は行われず、通常ダイヤで運転されます。
臨時ダイヤ実施日は特急などの「プレミアムカーサービス」がすべて中止となります。該当するプレミアムカー券については、無手数料で払い戻しを行うとしています。Web予約システムから購入した場合は自動的に返金処理(ポイントでの購入分はポイント返却)が行われるので、利用者による手続きは不要です。
京阪電鉄では、終電繰り上げおよび臨時ダイヤとも、緊急事態宣言が延長された場合や、利用状況により期間を変更する場合があるとしています。