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JR西日本は、大雨の影響により運転を見合わせている呉線の一部区間において、2021年7月12日(月)から代行輸送を開始します。
中国地方で断続的に降り続く大雨の影響により、呉線の三原駅〜竹原駅間において運転見合わせが続いています(路線図は下図を参照)。この区間では7月12日(月)から当分の間、バスによる代行輸送が実施されます。なお、7月12日(月)運転分の観光列車「etSETOra」は運転取り止めとなります。
代行バスは三原駅〜竹原駅間を通常時約50分で結び、途中の各駅に停車します。バスのりばは駅から離れている場合があります。代行バスに乗車する場合は、利用区間のJRの乗車券類(定期券・回数券等を含む)をあらかじめ購入する必要があります。ICカードのチャージ利用はできません。また、並行して運行する路線バス(芸陽バスが運行)を代行輸送として利用することはできません。
大雨による冠水の影響で運転を見合わせていた山陽本線の松永駅〜三原駅間は、7月12日(月)始発から運転が再開されました。なお、車両点検を実施した結果、一部の車両について修復まで時間を要するため、山陽本線(糸崎駅〜岩国駅間)および呉線(竹原駅〜海田市駅間)については編成両数を減らして運転を行うとのことです。
また、山陰エリアで運転を見合わせていた山陰本線の倉吉駅〜浦安駅間および木次線の宍道駅〜木次駅間についても、復旧作業が完了したため、7月12日(月)の始発列車から通常どおり運転が再開されています。
なお、7月12日(月)11:00現在、大雨のため山陰本線(倉吉駅〜浜田駅間)、伯備線(上石見駅〜米子駅間)、境線(米子駅〜境港駅間)および木次線(宍道駅〜出雲横田駅)で運転見合わせとなっています。これらの区間の運転再開は早くても15:00以降と見込まれています。