JR北海道は、鉄道事業廃止を目前に控えた留萌本線の深川駅~石狩沼田駅間で、2026年3月31日(火)の最終運行日に向けて列車を増発し、特別な列車装飾やお別れセレモニーを実施します。
需要“激減”で段階的に廃止
1910年11月に全線開業した留萌本線はかつて留萌港への石炭貨物輸送などで賑わいましたが、石炭産業の衰退に伴う過疎化で需要が大幅に減り、線路災害も頻発した留萌駅~増毛駅間が2016年12月に廃止されました。残りの区間もJR単体では維持が困難とし、存続に必要な公費負担についての沿線自治体との協議も不調に終わり、2023年4月に石狩沼田駅~留萌駅間を廃止しバス転換しています。最後の区間となった深川駅~石狩沼田駅間についても3年後運行を維持したのち、バス主体の代替交通に切り替えて利便性を維持することで沿線自治体と合意しており、留萌本線は115年の歴史をまもなく終えます。
これまで1日14本(上下各7本)の運行だった深川駅~石狩沼田駅間ですが、廃止前の多くの利用を見込み、2026年3月14日(土)のダイヤ改正以降は1日17本(上り9本、下り8本)の臨時ダイヤで運行しています。3月30日(月)・31日(火)の両日は沿線の深川市、秩父別町、沼田町がデザインしたヘッドマークと行先標(サボ)、愛称版を運行列車に装着し、長きにわたる利用への感謝の思いを伝えます。最終運行日の3月31日(火)は1両増やした3両編成で運転し、深川駅、秩父別駅、石狩沼田駅の特設会場とホームではJR主催による「お別れセレモニー」を開催します。





