新幹線沿いを36年間走り抜いた新交通システム車両が勇退 ニューシャトル「1050系」最終走行イベント

埼玉新都市交通は、新交通システム伊奈線(ニューシャトル)の「1050系」車両が引退することに合わせ、ラストラン企画を2026年2月15日(日)から展開します。

車内外に「思い出メッセージ」と「お絵描き」

ニューシャトルは、東北・上越新幹線の高架張り出し部分を活用して1983年に開業したゴムタイヤ方式の新交通システムで、1050系は羽貫駅〜内宿駅間の全線開業に合わせ1990年に導入されました。6両編成4本のうち現在も運行している「53編成」は、黄色車体に黄緑帯という特徴的なデザインで登場し、のちに白色車体に細い緑色帯を配したスマートな塗装に変更されました。老朽化した1050系は新型車両「2020系」による置き換えが進められており、最後の1本となった53編成によるラストランイベントを2月15日(日)に実施します。

有料商品の購入者のみ乗車できるヘッドマーク付きの特別運行列車(募集はすでに締め切り)は内宿駅を10時35分頃に発車し、大宮駅で駅長による出発式を行った後に内宿駅へ戻ります。さらに折り返して丸山駅では2000系車両との“最後の同時発車”を行い、写真撮影会を開催する丸山車両基地まで移動します。車内ではイベント参加者が生誕36周年の感謝を込めた思い出メッセージを記入するほか、特別に招待する埼玉県伊奈町の保育園児による車体へのお絵描きも企画しています。

事前予約不要の車両展示会も

この思い出と絵で彩られた53編成は、2月21日(土)に丸山駅ホームで開催される車両展示会で一般公開され、乗車券をお持ちの方は誰でも見ることができます。10時から12時まではドアを閉めた状態で保育園児がドアに描いた絵を披露し、13時から15時まではドアを開け、車内に書かれた思い出を観覧することができます。そのほか、勇退する1050系をデザインした硬券の記念乗車券「あリがとう、さようなら1050系 ニューシャトル1日フリー乗車券」(大人用720円)を大宮駅窓口で2月15日(日)から5月14日(木)まで、1,000枚の数量限定で発売します。

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