弘南線は「おにぎり」大鰐線は「りんご」 弘南鉄道が地域性豊かな駅ナンバリング導入

弘南鉄道は、弘南線と大鰐線それぞれに地域の特色を生かしたデザインの駅ナンバリングを制定しました。

「田んぼ鉄道」こと弘南鉄道弘南線の7000系電車(sachicooo/写真AC)
「田んぼ鉄道」こと弘南鉄道弘南線の7000系電車(sachicooo/写真AC)

「田んぼ鉄道」の愛称をもつ弘南線の各駅に、「おにぎり」をモチーフとしたデザインの駅ナンバリングを導入することが2021年4月12日(月)に発表されました。路線記号は弘南鉄道の「K」と弘南線の「K」を合わせた「KK」で、弘前駅「KK01」から黒石駅「KK13」までの駅番号が振られます(路線図は下図を参照)。広大な田んぼの中を走る「田んぼ鉄道」の魅力向上のための取り組みとして実施され、訪日外国人の利用客にもわかりやすく、安心して鉄道を利用してもらえるようにと導入されました。

【路線図で解説】弘南鉄道 大鰐線・弘南線に駅ナンバリング導入

弘南鉄道のもう一つの路線、大鰐線にはひと足先に2020年10月5日から駅ナンバリングが導入されています。「りんご畑鉄道」として路線の魅力をPRする取り組みと連動し、こちらのデザインは赤い「りんご」がモチーフとなっています。弘南鉄道の「K」と大鰐の「W」を組み合わせた路線記号「KW」と、中央弘前駅「KW01」から大鰐駅「KW14」までの駅番号が設けられています。駅名標等のサインもリニューアルが進められており、駅ナンバリングの表記に加え、多言語化(英語・中国語・韓国語併記)も図られています。