「京都タワー」の地下3階にある「京都タワー大浴場〜YUU〜」が2021年6月30日(水)をもって営業を終了します。
東海道新幹線が開通し、オリンピック東京大会が開催された1964年、産業・文化・観光の一大センターとして京都タワーが開業しました。大浴場は当初から設営されており、リニューアルされた2012年から現在の施設名で営業しています。階上にある「京都タワーホテル」の宿泊客だけでなく、一般客も銭湯代わりに手軽に利用できます。
現在は新型コロナウイルスの影響により短縮営業(13:00〜21:00、最終入場20:30)となっていますが、かつては7:00〜22:00の長時間営業を行っていました。京都駅正面という立地の良さもあり、夜行バスでの到着客、出張・旅行帰りの出発前、暑い夏の京都観光中のリフレッシュなど、幅広い利用者に愛用されてきました。SNSでは、訪問時の思い出を綴りながら閉店を惜しむ声が数多く投稿されています。
京都タワーは6月14日(月)現在、展望室ならびにショッピングフロア「KYOTO TOWER SANDO」が臨時休業していますが、大浴場については営業中です。入浴料は中学生以上が平日770円、土日祝910円、2歳以上小学生以下は全日450円です。フェイスタオル1枚無料貸し出しが付いており、シャンプーやボディソープなども備え付けられているため、手ぶらでお風呂を楽しむことができます。
運営元の京阪ホテルズ&リゾーツは、「皆様には長らくご愛顧いただき感謝申し上げます。閉店まで残り僅かな営業となりますが、引き続きご愛顧いただけますようお願い申し上げます。」と話しています。