東武「SL大樹ふたら」 10月16日から定期運行 日光・鬼怒川で「いつでも乗れるSL」へ

東武鉄道は、東武日光駅を発着する「SL大樹ふたら」の定期運行を2021年10月16日(土)から開始します。

「SL大樹」として運行している東武鉄道の蒸気機関車「C11形207号機」(実生の桃/写真AC)
「SL大樹」として運行している東武鉄道の蒸気機関車「C11形207号機」(実生の桃/写真AC)

蒸気機関車けん引による観光列車「SL大樹ふたら」は2020年10月以降、団体専用の臨時列車として毎月1回程度運転していますが、今後は平日を中心に定期運行が行われます。従来から鬼怒川線(下今市駅〜鬼怒川温泉駅間)を運転している「SL大樹」と併せて定期運行され、鬼怒川・日光エリアの両方で「いつでも乗れるSL」を楽しむことができます。

10月の「SL大樹ふたら」運転日は16日(土)・18日(月)・22日(金)・25日(月)〜27日(水)・29日(金)の7日間です。各運転日には、下今市駅11:28発 東武日光駅行の「SL大樹ふたら71号」と、東武日光駅12:33発(下今市経由)鬼怒川温泉駅行の「同72号」、さらに鬼怒川温泉駅15:37発 下今市駅行の「SL大樹6号」が運転されます(時刻表は下表を参照)。

「SL大樹ふたら」の座席指定券は、10月8日(金)始発時刻から駅窓口および公式サイトで発売が開始されます。10月8日(金)には10月16日(土)〜11月7日(日)運転分までの指定券の購入が可能です。座席指定料金は下今市駅〜東武日光駅間が大人760円・小児380円、東武日光駅〜東武ワールドスクウェア駅・鬼怒川温泉駅間が大人1,080円・小児540円です。

【時刻表で解説】東武 「SL大樹ふたら」2021年10月から定期運行開始

東武鉄道は、SLの魅力を最大限に活かしながら「SLの走るまち日光」として日光・鬼怒川エリアの観光活力をつくり出し、地域活性化に寄与していきたいと話しています。