日南線 27日から代行バス 高速経由宮崎行も 台風14号による土砂流入で一部不通 JR九州

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(2021年10月9日)代行バスの行先変更について追記しました。

JR九州は、台風14号の大雨被害により日南線の青島駅〜志布志駅間で当分の間、列車の運転を見合わせます。

日南線大堂津駅〜南郷駅間を走行するJR九州キハ40系気動車(nannzi/写真AC)
日南線大堂津駅〜南郷駅間を走行するJR九州キハ40系気動車(nannzi/写真AC)

台風14号の影響で9月16日(木)頃に降り続いた大雨により、日南線は内海駅〜伊比井駅間の複数箇所で土砂流入等が発生しました。現在、復旧作業が進められていますが、青島駅〜志布志駅間は当分の間列車が運休となるため、9月27日(月)以降はバスによる代行輸送が開始します。

代行バスの本数は1日あたり計20本で、ローカル便と宮崎駅発着便の2種類が設定されます(時刻表は下表を参照)。ローカル便は12本運転され、飫肥駅(一部は北郷駅)〜志布志駅(一部は南郷駅)間を各駅に停車します。1日8本の宮崎駅発着のバスは途中、南宮崎駅と北郷駅〜南郷駅間の各駅に停車します。宮崎インターチェンジ〜田野インターチェンジ間を高速道路経由で運転するため、南宮崎駅〜北郷駅間の途中駅に停車しません。なお、10月11日(月)から一部の代行バスの運転区間が延長されます。

代行バスには利用区間を含む乗車券(定期券・回数券・普通乗車券)が必要です。代行バスは定員制のため乗車できない場合があります。また、道路状況等により発着が遅れる場合や、宮崎駅・南宮崎駅での列車への接続ができない場合があります。

また、宮崎駅(一部は南宮崎駅)〜青島駅間では本数を減らして列車が運転されています。なお、D&S列車(観光列車)の特急「海幸山幸」は当分の間運休となります。

【時刻表で解説】JR九州 日南線の運転見合わせに伴うバス代行輸送

【時刻表で解説】JR九州 日南線の運転見合わせに伴うバス代行輸送

JR九州は、復旧作業の状況等を踏まえ、バス輸送を終了する場合は改めて告知するとしています。