日南線 代行バス区間追加 青島で列車接続可に 台風14号による被害で一部運休中 JR九州

JR九州は、台風14号の影響で運休している日南線の青島駅〜志布志駅間において、代行バス輸送の運転区間を2021年10月25日(月)から追加します。

日南線などで運行しているJR九州キハ40系気動車(KUZUHA/写真AC)
日南線などで運行しているJR九州キハ40系気動車(KUZUHA/写真AC)

日南線の内海駅〜伊比井駅間では、台風14号による大雨の影響により複数箇所で土砂流入等の被害が発生しました。現在、復旧に向けて作業が進められていますが、青島駅〜志布志駅間において列車の運転が当分の間見合わされています。

9月27日(月)から当分の間、バスによる代行輸送が実施されています。国道220号の全面開通に伴い10月25日(月)から運転区間が追加されるほか、一部のバスにおける時刻変更が実施されます。1日あたりの代行バス運転本数は27本となります。内訳は「北郷駅・飫肥駅〜志布志駅」が8本、「宮崎駅〜南宮崎駅〜(高速道路経由)〜北郷駅〜南郷駅間」が6本と、新たに設定される「青島駅〜飫肥駅・油津駅・南郷駅間」が13本です。

南宮崎駅〜青島駅間では列車が本数を減らして運転されます(路線図は下図を参照)。青島駅では列車と代行バスが接続する予定ですが、道路状況により接続ができない場合があります。なお、特急「海幸山幸」については当分の間運休となります。

【路線図で解説】JR九州 日南線 青島〜志布志間で当分の間運転見合わせ

一方、日南線の田吉駅〜青島駅間では11月の平日に線路の修繕工事が実施され、一部の列車が運休となります。実施日は11月1日(月)・2日(火)・4日(木)・5日(金)・8日(月)〜12日(金)・15日(月)〜19日(金)の計14日間です。工事時間帯は、下り4本・上り3本の普通列車が宮崎駅・南宮崎駅〜青島駅間の全区間で運休となります(運休列車の時刻は上図を参照)。この運休に伴うバス等による代行輸送は実施されません。