半額「縄文めぐりパスポート」で函館エリア乗り放題 道南いさりび鉄道1日券も30%オフ

JR北海道と道南いさりび鉄道は、北海道による交通事業者を対象とした補助事業を活用し、おトクなきっぷを通常より割り引いて発売しています。

道南いさりび鉄道キハ40型気動車(中村 昌寛/写真AC)
道南いさりび鉄道キハ40型気動車(中村 昌寛/写真AC)

北海道は、新型コロナウイルス感染症により道内の公共交通事業者の経営が非常に厳しい状況を鑑み、「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」の名で2020年7月から支援制度を展開しています。鉄道・バス等の事業者は補助金を活用した各種割引きっぷ等の発売を行っていましたが、感染拡大に伴い2020年12月以降は新規の発売が休止されていました。2021年10月15日(金)からは「新しい旅のスタイル」として、道内の定められた圏域内での移動を目的とした商品に限って発売が順次再開されることになりました。

JR北海道は、通年で発売している「はこだて旅するパスポート」の商品名を期間限定で変更し、「はこだて縄文めぐりパスポート」として10月15日(金)から発売しています。「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されたことを記念して名付けられています。道南エリアのJR北海道(函館本線の函館駅〜森駅間)、道南いさりび鉄道(全線)、函館市電(全線)および函館バス(函館市・北斗市・七飯町・鹿部町・森町・木古内町の全線)が乗り放題となります(フリー区間の路線図は下図を参照)。JR線は普通・快速列車の普通車自由席が利用でき、別に特急券等を購入すると特急列車等も利用できます。北海道新幹線は利用できません。有効期間は1日間または2日間の2種類から選ぶことができます。

おねだんは1日間用が大人1,350円・小児670円、2日間用は大人1,830円・小児910円で、同じ効力の「はこだて旅するパスポート」から50%の割引となります。利用期間は2021年10月15日(金)〜12月26日(日)で、2日間用は12月25日(土)利用開始分までの発売となります。発売期間は10月15日(金)〜12月26日(日)(2日間用は12月25日(土)まで)で、利用開始日の1か月前から当日まで発売されます。発売箇所は函館駅・五稜郭駅・桔梗駅・七飯駅・新函館北斗駅・大沼駅・大沼公園駅・森駅・八雲駅・長万部駅・奥津軽いまべつ駅・木古内駅の各駅です。なお、北海道からの補助金の上限に達した場合は発売期間中でも発売が終了となります。

また、道南いさりび鉄道は10月22日(金)から当分の間、木古内駅〜五稜郭駅間の全線が1日乗り降り自由の「いさりび1日きっぷ」を通常より30%おトクな大人700円・小児350円で発売しています(通常は大人1,000円・小児500円、フリー区間の路線図は下図を参照)。ウェルネット(東京都港区)が運営し、お手持ちのスマートフォンで購入・利用できる電子チケットサイト「DohNa!!」では、利用開始日の前日または当日に購入することができます。紙のきっぷは利用開始日の7日間前から当日まで函館駅(本社窓口)・五稜郭駅(駅売店)のほか、沿線の取扱箇所でも発売されます。沿線の観光施設や店舗の協力により、「いさりび1日きっぷ」を提示すると受けられる優待特典も用意されています。

【路線図で解説】北海道 「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」活用のおトクなきっぷ

そのほか「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」を活用した割引商品として、羽幌沿海フェリー(北海道羽幌町)が「羽幌〜焼尻〜天売航路」の往復割引乗船券の発売を再開しました。往復の2等旅客運賃が通常の30%割引となるもので、2021年10月15日(金)〜2022年2月28日(月)の期間限定で発売されます。

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