小田急グループの神奈川中央交通(神奈川県平塚市)は、路線バス全区間が乗り放題になるデジタルチケットを枚数限定で発売します。
チケットの名称は「バスもやりMaaS~神奈中がちょっと本気出してみたチケット~」で、小田急電鉄のスマートフォンMaaSアプリ「EMot」上で発売されます。平日朝の通勤時間帯(9:00まで)を除き、1か月10,000円(大人用のみ)で神奈中グループ路線バスの全区間が乗り放題となります。さらに、定められた期日までに指定の対象施設のうち4か所を利用することにより、翌日の1か月間は乗り放題が無料で延長となります。この条件達成により、実質月額5,000円で路線バスを自由に乗り降りできます。
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2022年2月から4月まで毎月200枚限定で、2月分のチケットは1月17日(月)10:00から発売されます。
路線バス利用時はチケット画面を乗務員に提示します(運賃先払いの場合は乗車時、後払いの場合は整理券を取った上で降車時に提示)。平日に利用する場合は、乗務員へのチケット提示時刻が9時を過ぎている必要があります。深夜時間帯にも利用できますが、割増運賃分のみ別途支払いが必要です。なお、高速バス、空港リムジンバス、深夜急行バス等は対象外です。
対象施設は「ビナウォーク」「本厚木ミロード」など小田急グループ商業施設をはじめ、神奈中沿線地域の飲食店など全40か所です(対象施設の一覧は下表を参照)。チケット利用月の25日までに任意の4か所を利用し、店頭でQRコードを読み取った方にクーポンコードが送付されます。このクーポンの適用により、チケット利用翌月は無料で路線バス全区間乗り放題が継続します(利用イメージは下図を参照)。なお、EMotアプリでは現在地と対象施設が併せて地図表記されるので、気になるお店の付近で気軽に下車することができます。
さらに、利用後のアンケートに回答した方全員に神奈中オリジナルグッズのプレゼントがあります。神奈川中央交通は、地域と連携してお出かけ機会をつくることでまちの活性化につなげるとともに、「バスでの移動」をより身近にライフスタイルに取り入れてもらうことで公共交通の利用促進を目指していくとのことです。