名古屋〜伊勢志摩 往復2,000円の枚数限定商品も QRコードデジタルきっぷ発売開始 近鉄

近畿日本鉄道(近鉄)は、新たに開設したスマートフォン専用サイトでQRコードを活用したおトクなきっぷ4商品の発売を開始しました。

近鉄5200系電車(s************************m/写真AC)
近鉄5200系電車(s************************m/写真AC)

2022年3月14日(月)に開設された「きんてつチケットEモール」でクレジットカード決済により購入したデジタルきっぷは、各駅の自動改札機にスマートフォン画面のQRコードをかざすことで利用できます。鉄道のほかバス、レンタカー、レジャー施設などもデジタルきっぷに対応しており、購入から利用までスマートフォン一つでシームレスに旅行を楽しめます。

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初のサービス提供となる今回は、首都圏からの玄関口となる近鉄名古屋駅を発駅とする4種類のデジタルきっぷが取り揃えられ、いずれも2022年3月17日(木)から通年で利用可能です。そのうちの一つ「〈スタート記念!〉伊勢志摩往復デジタルきっぷ」は、大人2,000円・小児1,000円で近鉄名古屋駅から伊勢志摩エリア主要駅まで往復利用でき、最大2,020円(大人の場合)おトクとなる数量限定発売のきっぷです。

そのほかのラインナップは、伊勢神宮参拝に便利な三重交通バスが乗り放題となる「伊勢神宮参拝デジタルきっぷ」、志摩スペイン村パルケエスパーニャのパスポートと食事券がセットになった「志摩スペイン村満喫デジタルきっぷ」、そしてレンタカーで観光の行動範囲が広がる「伊勢志摩レンタカークーポン付デジタルきっぷ」です(詳細は下表を参照)。なお、デジタルきっぷには特急料金が含まれていないため、特急列車を利用する際は別途、特急券の購入が必要です。

【路線図で解説】近鉄 QRコード活用のデジタルきっぷサービスを開始

サービス開始に合わせ、計7駅(近鉄名古屋駅、伊勢市駅、宇治山田駅、五十鈴川駅、鳥羽駅、鵜方駅、賢島駅)の一部の自動改札機にはQRコードリーダーが設置されました。このほか、松阪駅の有人改札口には読み取り機能を備えた専用端末が備えられており、QRコードでの乗降が可能です(QR対象エリアの路線図は上図を参照)。対象駅は今後、順次拡大していく予定とのことです。