夏の花火大会で臨時列車多数 新幹線も在来線も 長岡・柏崎・鶴岡ほか新潟・庄内エリア

JR東日本は、新潟県内各地や庄内エリアで開催される2022年夏の花火大会に合わせ、各方面からの観覧に便利な臨時列車を運転します。

新型コロナウイルス感染症の影響による花火大会の延期・中止に伴い、臨時列車の運転取り止めや変更が発生しています。あらかじめJR東日本公式サイト等でご確認ください。

長岡まつり大花火大会「復興祈願花火フェニックス」(恵藤/写真AC)
長岡まつり大花火大会「復興祈願花火フェニックス」(恵藤/写真AC)

柏崎花火臨時は特急に格上げ

長岡市で100年以上の歴史を持つ「長岡まつり大花火大会」は8月2日(火)・3日(水)の2日間、2019年以来3年ぶりの開催を目指して準備が進められています。開催日は上越新幹線で1日あたり上下計12本の臨時列車が運転され、利用状況によっては今後も追加で臨時列車を設定する場合があるとしています。また、信越本線・上越線・飯山線の各方面と長岡駅を結ぶ臨時普通列車も計画されており、特に帰りの時間帯は長岡駅発23時台まで多くの列車が設定されています。

新潟県内ではそのほか「上越まつり大花火大会」(上越市、7月26日(火))、「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」(柏崎市、7月26日(火))、「新潟まつり花火ショー」(新潟市、8月7日(日))に合わせた臨時列車が計画されています。このうち柏崎花火の開催日には、新潟駅から柏崎駅まで往路1本、復路2本の特急「しらゆき」臨時列車が全車指定席で運転されます。2019年開催までは快速「海中スターマイン」号が運転されていましたが、今年度からは特急列車に格上げされるかたちとなります(主な臨時列車の時刻表や詳細は下の図表を参照)。

山形県庄内地方では8月6日(土)の「酒田花火ショー」(酒田市)、8月20日(土)の「鶴岡赤川花火大会」(鶴岡市)の開催が決定しており、観覧客輸送の臨時列車が運転されます。赤川花火を新潟方面から観覧に行く方のために、8月20日(土)は往路に特急「いなほ」の臨時列車、復路に快速「鶴岡赤川花火号」が各1本設定されます。また、翌8月21日(日)にも新潟駅行の臨時特急「いなほ」1本が運転されます。

【時刻表で解説】JR東日本 新潟・庄内エリアの花火大会に合わせて臨時列車を運転

なお、Suicaを利用して花火大会にお出かけの際、会場最寄り駅の自動精算機や券売機は混雑が見込まれるため、お出かけ前にチャージを済ませるようJR東日本新潟支社は呼びかけています。また、新潟エリアのSuica対応駅をあらかじめ確認の上、エリア外へお出かけの場合はあらかじめ紙のきっぷを購入しなければならない点にも注意が必要です。