鹿児島本線の千早駅~箱崎駅間に2027年に開業を予定している新駅の名称を一般公募したJR九州は、駅名を「JR貝塚」駅に決定しました。
所在地の「貝塚」入り案が圧倒的
新駅は箱崎駅から1.7km、千早駅から2.3kmの場所で、九州大学箱崎キャンパス跡地を中心に計画されている再開発エリアの拠点という位置付けで整備が進んでいます。「空中広場」を設けた明るく開放的な橋上駅で、西鉄貝塚線・福岡市地下鉄箱崎線の貝塚駅と共用する駅前広場も整備が予定されており、乗り換え利便性の向上が期待できます。駅名の公募は2025年4月から6月にかけて行われ、福岡県在住者を中心にWebフォームと郵送を合わせて1万件あまりの応募がありました。
上位3案は応募の多いものから「貝塚」「JR貝塚」「新貝塚」と続き、エリア名称の「貝塚」を含んだ駅名案が全体の46%と圧倒的な割合を占めました。この結果を受け、利用者にわかりやすく親しみやすい駅名として選定したとJR九州は選定理由を説明しています。応募の中には、福岡市が掲げるまちづくりのコンセプトを意識した「箱崎スマートシティ」(20位)や「貝塚スマートシティ」(21位)、その玄関口を想起させる「貝塚ゲートウェイ」(10位)といった案もありました。
ちなみに、関西国際空港の開港に合わせ大和路線(関西本線)湊町駅を「JR難波」駅に改称したのは1994年で、それを皮切りに、現在11箇所に増えた「JR〇〇」駅はすべてJR西日本管内にあります。福岡県内ではこれまで、国鉄駅の後に開業した西日本鉄道の駅に「西鉄久留米」「西鉄香椎」などと名付けるのが通例でしたが、貝塚ではJR九州が後発に回り、同社では初めての「JR」冠駅名の誕生となります。





