快速「はまゆり」指定席を廃止し減車&全車自由席に 異例のリクライニング座席も新型ハイブリッド車両へ置き換えで終了

JR東日本は、2026年3月14日(土)のダイヤ改正日から釜石線のすべての列車を新型車両「HB-E220系」に置き換え、一部指定席で運行している快速「はまゆり」を全車自由席に変更します。

釜石線の全列車を新型車両に刷新

HB-E220系はディーゼルエンジンに直結した発電機、回生ブレーキにより充電した蓄電池という2種類の動力源を持ち、その組み合わせにより環境負荷の低減を実現するディーゼルハイブリッドシステムを搭載しています。盛岡エリアでは、東北本線の花巻駅〜盛岡駅間と釜石線用に2両編成6本と1両編成4本が配置され、既存のキハ100系・110系気動車を置き換えます。1月19日(月)からはひと足早く一部列車のHB-E220系による営業運転が決まっており、当日の釜石駅では初列車となる花巻駅行の出発に合わせてデビュー記念セレモニーが開催されます。

車両置き換えと合わせ、釜石線では遠野駅〜釜石駅間で上下各1本、東北本線では盛岡駅〜花巻駅間で上り1本の列車が運転取り止めとなるほか、運転時刻や編成両数の見直しも発生します。盛岡駅〜釜石駅間を1日3往復する快速「はまゆり」は現在、3両編成のうち1両を指定席車両として運行していますが、ダイヤ改正日から2両編成化され、全車自由席での運行に改められます。

「はまゆり」は、国鉄から続いた急行「陸中」を格下げするかたちで2001年に登場した快速列車です。指定席車両と一部の自由席車両には、急行用としてJR東日本が製造した全席リクライニングシートのキハ110系0代が現在も使用されており、快速列車の車内設備としては破格の内容です。新型車両は快速・普通列車を問わず全席ロングシートの同一仕様で、「元急行列車」の看板を背負った「はまゆり」のサービス優遇措置は登場から25年で終わることになります。


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