小田急電鉄は、増発や運転区間拡大、スピードアップなど、全席指定制で運行する特急ロマンスカーの利便性向上を主体としたダイヤ改正を2026年3月14日(土)に実施します。
2年ぶりの「小田急線歴代最速」復活
2025年3月のダイヤ改正では快速急行・急行・準急の停車駅追加をはじめ一般列車の運行が大きく変わりましたが、今回は「現行ダイヤをベース」とし、特急ロマンスカーの輸送体系を改善することで通勤やレジャーでの利用機会向上を目指します。平日ダイヤでは、新宿駅7時台に藤沢駅行「えのしま1号」と伊勢原駅行「さがみ93号」を各1本増発し、朝の下り方面で着席サービスを充実させます。夜間では、新宿駅22時20分以降発の下り「ホームウェイ」3本については停車駅に新百合ケ丘駅を追加するとともに、一部列車の編成両数増強、終着駅である本厚木駅での乗り継ぎ改善を図ります。
土休日ダイヤでは、秦野駅11時台発の上り新宿駅行「さがみ50号」と、新宿駅12時台発の下り箱根湯本駅行「はこね61号」という2本の特急を増発します。小田原駅発着「さがみ」のうち日中から夕方にかけての上り2本・下り1本は、運転区間拡大により箱根湯本駅発着の「はこね」に変更し、箱根観光での乗り換えの手間を省きます。また、新宿駅22時30分以降発の下り「ホームウェイ」2本が新百合ケ丘駅に新たに停車します。
さらに、新宿駅9時発の「スーパーはこね5号」(土休日運転)は、新宿駅から小田原駅まで小田急線として歴代最速となる59分の所要時間で運転します。代々木上原駅〜登戸駅間の近郊区間複々線化が完成した2018年3月に初めて実現したものの、足柄駅〜小田原駅間にある久野川橋梁の架替工事が影響して所要時間が伸びていました。この工事が完了したことを受け、約2年ぶりに最速達列車が復活します。





