京阪は大晦日終夜運転なし 終電延長も実施せず 三が日は正月ダイヤ 快速特急「洛楽」も

京阪電気鉄道は、2022年正月三が日は初詣などのお出かけに便利な「正月ダイヤ」で運転する一方、2021年大晦日の終夜運転は実施しません。

京阪8000系電車(はるさめスープ/写真AC)
京阪8000系電車(はるさめスープ/写真AC)

京阪線で2022年1月1日(土・祝)〜3日(月)に実施される正月ダイヤでは、京橋駅〜七条駅間ノンストップの快速特急「洛楽」が午前の京都方面行5本、午後の大阪方面行4本の計9本運転されます(運転時刻は下表を参照)。これらの列車には新年限定デザインのヘッドマークが掲出されます。また、京阪本線・鴨東線では昼間時間帯は「特急」「急行」「普通」がそれぞれ約15分間隔となるなど、通常ダイヤとは異なる内容で運転されます。

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座席指定の特別車両「プレミアムカー」を連結した8000系・3000系車両は正月ダイヤ実施中、快速特急「洛楽」・特急および昼間時間帯の一部急行に使用されます。なお、一部の駅(枚方公園駅・石清水八幡宮駅・伏見稲荷駅・清水五条駅・神宮丸太町駅)から急行のプレミアムカーを利用する場合は、あらかじめ「プレミアムカークラブ」Webサイトからプレミアムカー券を購入しておく必要があります。

1月1日(土・祝)〜3日(月)は石清水八幡宮参道ケーブルも正月ダイヤでの運転となります。運転時間が6:00〜20:00(通常は8:10〜18:15)に拡大し、昼間時間帯は増発され約5〜10分間隔での運転となります。

【時刻表で解説】京阪 年末年始の運転ダイヤ

年末年始ではそのほか、2021年12月30日(木)・31日(金)は土曜・休日ダイヤで運転されます。大津線は2022年1月1日(土・祝)〜3日(月)も土曜・休日ダイヤとなります。なお、例年、京阪線と石清水八幡宮参道ケーブルで実施されていた大晦日から元日にかけての終夜運転は、2020年度に引き続き2年連続で実施されません。また、最終電車の時間延長運転も行われません。

京阪電鉄は、初詣や初春のお出かけには、京都を代表する神社仏閣が徒歩圏内にある京阪電車の利用をと呼びかけています。