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JR北海道は、運転を見合わせている函館本線の倶知安駅〜然別駅間について、運転再開見込みを発表しました。
2021年3月31日(水)に函館本線の小沢駅〜銀山駅間で発生した斜面崩落の影響により、倶知安駅〜然別駅間で運転を見合わせ、バスによる代行運転を行っています(路線図は下図を参照)。復旧工事が進展したため、同区間は4月21日(水)の午後から運転を再開します。最初に運転される旅客列車は、下りが倶知安駅12:55発の小樽駅行普通列車、上りが小樽駅12:34発の倶知安駅行普通列車です。
当時、現場付近の土砂に大量の雪解け水が含まれていたことが判明しており、これが斜面崩落の一因と考えられています。復旧工事においては、崩壊した土砂を取り除き、斜面内の水の排水設備が設置されました。また、土砂が流出した斜面には植生を行い、再発防止が図られるとのことです。