盛岡〜青森2日乗り放題「もりもりパス」 開通130周年 IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道

IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道は、開通130周年を記念して両社全線が2日間乗り放題となるおトクなきっぷを発売します。

青い森鉄道701系電車(K.M=KARIBITO/写真AC)
青い森鉄道701系電車(K.M=KARIBITO/写真AC)

1891年(明治24年)、日本鉄道の路線として盛岡駅〜青森駅間が開通してから2021年9月1日で130周年を迎えます。これを記念して、両社共同で企画した「盛岡~青森間鉄道開通130周年記念 もりもりフリーパス」が期間限定で発売されます。

利用期間は2021年8月1日(日)〜2022年1月11日(火)です。期間中は平日・土休日を問わず連続する2日間、IGRいわて銀河鉄道線と青い森鉄道線の全線(盛岡駅〜目時駅〜青森駅間)が何回でも乗り降り自由です(路線図は下図を参照)。

おねだんは大人5,500円、小児2,750円です。参考までに、盛岡駅〜青森駅間の片道普通運賃は合計5,590円(大人用)なので、ほぼ片道分のおねだんで往復利用することも可能です。なお、JR線・新幹線では利用できません。

また、当日有効の「もりもりパス」を対象店舗で提示すると、割引やプレゼントなどの特典が受けられます(パス1枚につき利用者本人のみ)。

発売箇所はIGR各駅の窓口(小繋駅・斗米駅を除く)および青い森鉄道三戸駅・剣吉駅・八戸駅・下田駅・三沢駅・上北町駅・乙供駅・野辺地駅・小湊駅・浅虫温泉駅・青森駅の各駅の窓口です。列車内および降車駅では発売されないため、あらかじめ駅窓口の営業時間内に購入する必要があります。発売期間は2021年8月1日(日)〜2022年1月10日(月)で、期間内であれば利用開始日の1か月前からの購入が可能です。

【路線図で解説】IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道 「もりもりフリーパス」

同時開催のイベントとして、「盛岡~青森間鉄道開通 130 周年記念スタンプラリー」が2021年8月1日(日)〜2022年1月11日(火)の期間に実施されます。スタンプが設置されるのは、開業130周年を迎える13駅(好摩駅・いわて沼宮内駅・奥中山高原駅・小鳥谷駅・二戸駅・三戸駅・八戸駅・下田駅・上北町駅・野辺地駅・小湊駅・浅虫温泉駅・青森駅)で、窓口の営業時間内のみスタンプを押印できます。

5駅以上のスタンプを押印した台紙1枚につき、IGR・青い森鉄道コラボレーションの「鉄カード」が1枚プレゼントされます。スタンプ台紙の配布および鉄カードのプレゼントは、上記スタンプ設置駅にIGR盛岡駅を加えた14駅の窓口で行われます。

そのほか、両社の共同企画として記念入場券の発売も予定されているとのことです。詳細については2021年8月下旬に告知するとしています。