富山地方鉄道の路面電車が南北接続し直通運転を開始

富山駅における路面電車の南北接続事業が完了し、富山地方鉄道は2020年3月21日、直通運転を開始しました。

富山地方鉄道の路面電車が南北接続し直通運転を開始
富山地方鉄道の路面電車が南北接続し直通運転を開始

駅南側で富山地方鉄道が運行する市内電車と、北側で旧富山ライトレールが運行していた富山港線は、これまで駅を境に経路が分断されていました。

北陸新幹線の開通を機に富山駅が高架駅に改築されたことにより、まず2015年に市内電車の新しい停留所が高架下に設けられました。さらにそこから富山港線の起点までの区間に線路を敷設し、駅の高架下を南北に貫通する新ルートが誕生しました。

なお、今回の南北接続と同時に、富山港線にあった富山駅北停留所が廃止されました。また、以下の駅・停留所の名称が変更されました。

  • 蓮町駅→蓮町[馬場記念公園前](はすまち[ばばきねんこうえんまえ])駅
  • 大広田駅→萩浦小学校前(はぎうらしょうがっこうまえ)駅
  • 大学前停留所→富山大学前(とやまだいがくまえ)停留所