長崎電気軌道は、大晦日から元日にかけての深夜に増便運転していた「初詣電車」について、2020年度から実施しないことを発表しました。
長崎電気軌道によると「社会情勢を鑑み」、2020年12月31日(木)大晦日〜2021年1月1日(金・祝)元日には「初詣電車」を運行せず、来年度以降も実施しないとしています。新型コロナウイルス感染拡大の影響により行動様式が大きく変化したことをきっかけに、長崎の街の「初詣電車」は20年の歴史に幕を下ろしました。
「初詣電車」は2000年から毎年、通常の終電終了後に運行してきました。2019年度は赤迫〜大波止〜蛍茶屋間の「2号系統」ルートで午前2時頃まで15分間隔で運行し、沿線の「諏訪神社」などの初詣客に利用されていました。