JR北海道の特急が「えきねっと」で最大55%割引 「北斗」「おおぞら」「とかち」に

JR北海道の在来線特急列車に、「えきねっと」限定のおトクなきっぷ「お先にトクだ値」が期間限定で設定されます。

特急「おおぞら」に使用されるJR北海道キハ283系気動車(写真AC/まこりげ)
特急「おおぞら」に使用されるJR北海道キハ283系気動車(写真AC/まこりげ)

「お先にトクだ値」は、JR北海道・JR東日本のインターネット予約「えきねっと」会員限定で発売されている、乗車券と特急券がセットになった割引きっぷです。JR北海道の在来線特急「北斗」「おおぞら」「とかち」を対象に3月31日(水)乗車分までの期間限定で設定されていますが、2021年4月以降も期間を延長して発売されます。

札幌駅〜函館駅間の特急「北斗」を対象にした「お先にトクだ値」は、設定期間が9月30日(木)まで延長されます。「北斗」全列車の普通車指定席が利用でき、割引率は40%です。例えば「札幌駅(市内)・新札幌駅(市内)〜五稜郭駅・函館駅間」の通常価格が9,440円(大人1名片道利用、以下同じ)のところ、「お先にトクだ値」なら5,660円で利用できます。

札幌駅〜釧路駅間の特急「おおぞら」の「お先にトクだ値」は、設定期間が6月30日(水)まで延長されます。「おおぞら」全列車の普通車指定席が対象で、割引率は50%です。「札幌駅(市内)・新札幌駅(市内)〜釧路駅間」では通常価格9,990円のところ、「お先にトクだ値」は4,990円となります。

「お先にトクだ値」は札幌駅〜帯広駅間の特急「とかち」にも設定されており、11月30日(火)乗車分まで引き続き購入可能です。「とかち」全列車の普通車指定席が利用でき、割引率は55%となっています。「札幌駅(市内)・新札幌駅(市内)〜釧路駅間」の通常価格7,790円に対し、「お先にトクだ値」は3,490円で発売されています(価格表は下表を参照)。

【図表で解説】JR北海道在来線特急 えきねっと「お先にトクだ値」

「お先にトクだ値」の発売期間は乗車日の1か月前午前10:00から、乗車日13日前の午前1:40までです(臨時メンテナンスにより、乗車日14日前の午後11:40に締切となる場合があります)。「えきねっと」の事前申込なら、発売開始日のさらに1週間前から事前の申し込みができます。シートマップを確認しながらお好きな席が指定できます。

なお、道南・道東方面以外には、割引率15〜55%の「えきねっと」会員限定商品「えきねっとトクだ値」が設定されています。

また、「駅レンタカー」のSクラス(台数限定)が50%割引で利用できる「えきねっと+駅レンタカープランスペシャル」も用意されています。24時間利用の通常基本料金8,250円(免責補償料込み)のところ、特別料金4,120円で利用できます(7月1日(木)〜8月31日(火)は夏季料金5,770円)。対象営業所は札幌・新千歳空港・新函館北斗・函館・釧路・帯広です。利用方法などは「えきねっと」ホームページに記載されています。