東京都交通局は、緊急事態宣言を踏まえゴールデンウィーク期間中の平日に都営交通で減便を行います。
緊急事態宣言および、東京都知事・国土交通省からの要請を受けて実施されるもので、実施日は2021年4月30日(金)、5月6日(木)・7日(金)の3日間です。減便の対象となるのは、都営大江戸線、東京さくらトラム(都電荒川線)、日暮里・舎人ライナーおよび都営バスです(詳細は下表を参照)。
都営大江戸線では、朝ラッシュ時間帯の一部列車の運転が取り止められることにより、運転本数がおおむね1〜2割削減されます。他社と相互直通運転を行っている浅草線、三田線、新宿線については、ダイヤの変更はありません。なお、都営地下鉄4路線で現在実施されている終電繰り上げについては、引き続き実施されます。
東京さくらトラム(都電荒川線)では、該当日のダイヤが平日ダイヤから土曜日ダイヤに変更されます。これにより、朝ラッシュ時間帯の運転本数はおおむね2〜3割削減されます。
日暮里・舎人ライナーでは、平日ダイヤが土曜・休日ダイヤに変更されます(夜時間帯の運転本数おおむね2割減)。これに伴い、日暮里駅発の見沼代親水公園駅行終電は平日ダイヤの0:23発から、0:00発に繰り上げとなります。なお、朝・夕ラッシュ時間帯は3〜5分間隔で運転され、平日ダイヤと差異はありません。
加えて、都営バスでも本数削減が実施されます。4月30日(金)、5月6日(木)・7日(金)の3日間は都営バス全路線において、平日ダイヤが土休日ダイヤまたは臨時ダイヤに変更されます。また、すべての深夜バス系統が運休となります。これにより、運転本数は路線により異なりますが、おおむね2〜3割減となります。
交通局では、不要不急の外出の見合わせ、テレワークや時差通勤等の実施によりこの取り組みへの協力を呼びかけています。