能勢電鉄・大阪モノレール・阪堺電車も減便ダイヤ 緊急事態宣言でGW一部列車を運休

能勢電鉄、大阪モノレールおよび阪堺電気軌道は、政府から発令された緊急事態宣言に伴う減便ダイヤを実施します。

阿倍野停留所を発車する阪堺電気軌道モ701形電車(Katsumi/TOKYO STUDIO)
阿倍野停留所を発車する阪堺電気軌道モ701形電車(Katsumi/TOKYO STUDIO)

緊急事態宣言およびこれに基づく行政からの要請を受けて、能勢電鉄は5月1日(土)からの土曜・日曜・祝日に運転本数を減らした減便ダイヤを実施します。日曜・祝日ダイヤの8時〜23時の間、山下駅〜妙見口駅間および山下駅〜日生中央駅間の折り返し列車が運転取り止めとなります。左記の区間は1時間あたり通常6本のところ、3本での運転に変更されます(詳細は下表を参照)。実施期間は5月9日(日)までの土・日曜・祝日としていますが、緊急事態宣言が延長された場合は期間を変更する場合があるとしています。

大阪モノレールは、緊急事態宣言発令の状況を踏まえた休日減便ダイヤを実施します。ゴールデンウィーク期間の4月29日(木・祝)〜5月9日(日)は、4月30日(金)、5月6日(木)・7日(金)も含めて休日ダイヤが適用されます。期間中はおおむね16時〜18時台に千里中央駅〜門真市駅間において、一部の列車が運休となります。

阪堺電車では4月29日(木・祝)から当分の間、土休日ダイヤにおいて減便運転を実施します。天王寺駅前停留所〜我孫子道停留所・浜寺駅前停留所間で9時〜22時台に一部の列車の運転が取り止められます。また、恵美須町停留所〜我孫子道間停留所間でも18時〜21時台に一部の列車が運休となります。始発電車・終電の時刻に変更はありません。減便により、各方面へ接続する電車がない場合があるとしています。

【図表で解説】能勢電鉄・大阪モノレール・阪堺電気軌道 ダイヤ変更

阪堺電気軌道は、社会生活を維持する企業にお勤めの方や、事情によりやむなく外出する方に対し、今回の減便により不便となることについて理解と協力を求めています。