ソウルメトロは、ソウル地下鉄7号線の石南駅(761: 석남 / ソクナム)〜富平区庁駅(759: 부평구청 / プピョン グチョン)間を2021年5月22日(土)に開業しました。
これまでの起点は仁川都市鉄道1号線との接続駅である富平区庁駅でしたが、そこから西に4.2km、仁川都市鉄道2号線と接続する石南駅まで延伸開業しました(路線図は下図を参照)。途中に新しく山谷駅(760: 산곡 / サンゴク)が設けられています。
ソウル地下鉄7号線は、仁川広域市から京畿道富川市、ソウル特別市を経由して京畿道議政府市に至る長大な通勤路線ですが、さらに延長され全53駅となりました。仁川2号線沿線からソウル江南方面へ直接アクセスできるようになったほか、南北を通る仁川1号線と2号線が東西に結ばれ、仁川広域市内の交通網も充実します。
延伸区間は朝・夕通勤時間帯は6分間隔、日中は12分間隔で運転されます。富平区庁駅利用者の着席機会を維持するため、朝通勤時間帯の都心方面行の一部列車については、これまでどおり富平区庁駅始発で運転されます。
山谷駅、石南駅ともに仁川広域市郊外の住宅街に位置しています。石南駅の近くには、庶民的な商店や露店が立ち並ぶ昔ながらの風情が残る「亀市場(거북시장 / コブッ シジャン)」があり、石南駅の駅名標には副駅名として表示されています。