地魚料理も温泉も 「海水浴」だけじゃない三浦海岸 京急の新商品「みうら夏色きっぷ」

京浜急行電鉄(京急電鉄)は、三浦海岸エリアへの列車旅をおトクに楽しめる「みうら夏色きっぷ」を期間限定で発売します。

三浦半島の間口漁港と剱崎灯台(いかぽん/写真AC)
三浦半島の間口漁港と剱崎灯台(いかぽん/写真AC)

品川駅から1時間程度でアクセスできる「三浦海岸」の魅力を再発見してもらうことを目的に発売される、夏季限定のおトクなきっぷです。発売駅から三浦海岸駅までの「往復割引乗車券」(途中下車前途無効)と、三浦海岸エリアの20店舗のうちいずれか1店舗でお食事やお土産、施設利用(海の家、日帰り温泉)と引き換えができる「みうらときめき券」がセットになっています。

2019年まで夏季に発売されていた「みうら海水浴きっぷ」に代わり、利用可能な店舗が大幅に拡大され、「海水浴」に限らない小旅行を楽しめるきっぷとして再設計されました。

発売期間は2021年7月16日(金)〜9月30日(木)で、京急線全線の各駅(泉岳寺駅、羽田空港第3ターミナル駅、羽田空港第1・第2ターミナル駅、三浦海岸駅を除く)で発売されます。品川駅発の場合、おねだんは大人1,800円、小児1,400円です。大人用の場合、通常の京急線往復運賃1,740円と「みうらときめき券」の最大利用額1,500円を合わせると3,240円となり、最大で1,440円おトクに旅を楽しめます。有効期間は2日間ですが、最終日発売分については当日のみ有効となります。

三浦海岸駅に到着すると、徒歩5分で穏やかな海岸を一望できます。レンタサイクルなどを利用して、三浦野菜が一面に広がる田畑の風景に癒やされながら、剱崎灯台まで足を伸ばして高台から東京湾の絶景を楽しむのもおすすめです。「みうらときめき券」を使えば、カフェでのんびり至福のひと時を過ごしたり、地魚料理や地元の食材を使用したお食事を召し上がったりと、自分好みに旅を楽しむことができます。

もちろん、三浦海岸の遊びの定番スポット「三浦海岸海水浴場」の「海の家」でも「みうらときめき券」を利用することができます。加盟2店舗で、更衣室・シャワー・休憩スペース・荷物預かりのサービスを受けることができます。なお、今シーズンは海の家の設営が遅れており、海水浴場の開設日および海の家の営業開始日が7月22日(木・祝)に延期となっているので注意が必要です。また、海の家の利用は8月31日(火)が最終日となります。

【図表で解説】京急 期間限定「みうら夏色きっぷ」

三浦市観光協会の取り組みとして、7月31日(土)および8月7日(土)〜15日(日)の期間中、三浦海岸駅前広場に臨時の観光案内所が設置されます。また、旬な朝どれ三浦野菜や地場産品を販売する「三浦海岸サマーマルシェ」もあわせて開催されます。

京急電鉄は、行き帰りの渋滞を気にすることなく楽しめる列車旅を提案するとともに、地元の方々と一体になって三浦半島の魅力を発信し、地域の活性化を目指したいと話しています。