高野山と山麓 南海8駅を巡って珈琲飲み比べ 「ジャパンコーヒーフェスティバル2021」

南海電気鉄道の8駅にこだわりのコーヒー店が出店する「高野山とふもと ジャパンコーヒーフェスティバル2021」が開催されます。

南海高野線「こうや花鉄道」高野山駅の駅名標(ロッシー/写真AC)
南海高野線「こうや花鉄道」高野山駅の駅名標(ロッシー/写真AC)

自然豊かな高野山・高野山麓エリアへの来訪促進の一環として、日本コーヒーフェスティバル実行委員会(大阪市)の主催により2021年7月17日(土)・18日(日)に開催されるコーヒーの祭典です(雨天決行)。こだわったコーヒーを出す店舗が一堂に会し、「現代の参詣道〜自分好みの珈琲を知る」をテーマにしたオリジナルコーヒーを提供します。コーヒーに合う焼き菓子などを提供する店舗や、地域の物産を取り扱う店舗も出店します。また、コーヒーを片手に楽しめる音楽ライブの開催など、コーヒーを通じた交流の機会もつくられます。

会場は、高野線橋本駅〜高野山駅間のうち8駅(橋本駅・紀伊清水駅・九度山駅・高野下駅・下古沢駅・紀伊細川駅・紀伊神谷駅・高野山駅)の駅構内または駅付近です(路線図は下図を参照)。各会場とも駐車場はないため、公共交通機関での来場が呼びかけられています。

コーヒーの飲み比べに参加したい方は、必ずはじめに九度山駅会場(本部)で受付を行い、各コーヒー店の紹介などが掲載されたパンフレットを受け取ります。受付時にのみ販売されるコーヒーチケット当日券(1,500円)は3枚セットで、うち1枚は「運命のコーヒーチケット」です。これは、「偶然の出会いをお楽しみいただく」というコンセプトのもと、九度山駅会場で行う「くじ引き」により指定された店舗でのみ使用できるチケットです。残り2店舗はお好きな店舗で使用できます。

各地のコーヒー店(販売協力店舗および当日出店店舗)では、7月16日(金)まで前売り券(1,200円)も販売されます。前売り券は、九度山駅会場での受付時にコーヒーチケット3枚(うち1枚は「運命のコーヒーチケット」)に引き換えてから使用します。

コーヒーチケットはイベント2日間を通して有効です。コーヒーチケット1枚につき、基本的にコーヒー1杯(100cc程度)と引き換えられます。コーヒー豆やフードなどは現金による販売となります。また、各会場の店舗スタッフに申し出ると、追加券(3枚1,000円)の購入もできます。追加券はすべてお好きな店舗で使用可能です。

【路線図で解説】南海 「高野山とふもと ジャパンコーヒーフェスティバル2021」

各会場間の移動には、1日フリー乗車券「ジャパンコーヒーフェスティバル2021」の利用が便利です。7月17日(土)または18日(日)のどちらか1日、イベント開催区間の橋本駅〜高野山駅間の各駅で乗り降り自由となるおトクなきっぷです。イベント当日に九度山駅会場のみで発売され、おねだんは大人500円、小児250円です。購入の際にはコーヒーチケットまたはパンフレットの提示が必要です。また、九度山駅までの乗車券は別途購入する必要があります。