JR北海道 低気圧接近で10日は「北斗」全便運休 「とかち」「おおぞら」も大部分運休

この記事は過去の情報が基準となっているため、内容が古くなっている可能性があります。

JR北海道は、低気圧の接近に伴い2021年8月10日(火)は道南・道東エリアを中心に計画運休を実施します。

特急「北斗」で運行しているJR北海道キハ281系気動車(nozomi500/写真AC)
特急「北斗」で運行しているJR北海道キハ281系気動車(nozomi500/写真AC)

台風9号が変化した温帯低気圧は日本海を北上しており、悪天候が見込まれるため道内の列車に運休や遅れが発生します。

函館本線は、新函館北斗駅〜長万部駅間において8月10日(火)始発から終日運転が見合わされます。これに伴い、函館駅〜札幌駅間の特急「北斗」もすべての列車が運転取り止めとなります。なお、東室蘭駅〜札幌駅間において、特急「北斗1・4号」と同時刻に臨時特急列車が運転されます。運転時刻は下りが東室蘭駅8:24発・札幌駅9:50着、上りが札幌駅6:52発・東室蘭駅8:15着です。

なお、函館駅〜新函館北斗駅間の「はこだてライナー」については通常通り運転の予定です。

道東方面では午後のダイヤに影響が生じます。根室本線の新得駅〜帯広駅間は12:30頃から、帯広駅〜釧路駅間は15:30頃から、根室本線(花咲線)の釧路駅〜根室駅間は16:00頃から、釧網本線の釧路駅〜網走駅間は14:00頃から、それぞれ終日運転が取り止められます。

根室本線を走行する札幌駅〜帯広駅・釧路駅間の特急列車は、下りが札幌駅10:33発の「とかち3号」以降、上りが帯広駅11:08発の「とかち6号」以降、すべての列車が全区間で運転取り止めとなります。具体的な運休列車は、「とかち」が下り3・5・7・9号と上り6・8・10号、「おおぞら」が下り5・7・9・11号と上り6・8・10・12号です。