JR東日本は、「コキア」が見頃を迎える「国営ひたち海浜公園」(茨城県ひたちなか市)への行楽に便利な臨時列車を運転します。
潮風を感じながら花と緑を楽しめる海浜公園には、ふんわりした姿が特徴的な一年草コキアが約3万2千本植えられています。一面真っ赤に紅葉するコキアは海浜公園の秋のハイライトとして知られており、2021年は10月中旬頃から見頃を迎えると予想されています。
海浜公園最寄駅の勝田駅へ向けて、大宮駅および仙台駅から直通でアクセスできる臨時列車が運転されます。
大宮方面からの快速「花咲くひたち海浜公園号」は2021年10月9日(土)・10日(日)・17日(日)の3日間運転します。大宮駅を8:24に発車し、武蔵野線・常磐線を経由して勝田駅には10:25に到着します。お帰り時間にも設定され、勝田駅16:23発・大宮駅18:14着で運転されます(時刻表は下表を参照)。全車指定席(グリーン車連結)のE653系車両7両編成が使用されます。
仙台方面からの臨時特急「ひたち92号」は、「赤色ふわもこコキア号」の愛称付きで10月9日(土)・16日(土)に運転します。往路のみの設定で、運転時刻は仙台駅8:36発・勝田駅11:54着です(主な駅の時刻表は下表を参照)。「ひたち」定期列車と同じくE657系車両10両編成により全車指定席(グリーン車連結)で運転されます。
勝田駅から海浜公園までは、茨城交通(水戸市)の路線バスが所要時間約15分で結んでいます。10月2日(土)〜11月3日(水・祝)までは臨時の直行便も運転予定です。定期便・直行便とも片道運賃は大人400円・小児200円です(「いばっピ」以外の交通系ICカードは使用不可)。
なお、路線バスの1日乗車券と海浜公園の入園券がセットになった「勝田駅〜海浜公園1日フリーきっぷ」は4月10日〜2022年1月10日(月・祝)の期間、ひたちなか市の補助事業により通常より大人400円・小児200円割引のさらにおトクな価格になっています(詳細は上表を参照)。直行便臨時バスの運転期間中は勝田駅東口でも発売されます。