京急は終夜運転行わず 元日早朝の特急増発もなし 大師線は新年10日まで6分間隔に増発

京浜急行電鉄(京急)は、2021年度の大晦日から元日にかけて終夜運転や臨時列車の運転を実施しないと発表しました。

大師線東門前駅を発車する京急1500形電車(源五郎/写真AC)
大師線東門前駅を発車する京急1500形電車(源五郎/写真AC)

新型コロナウイルス感染防止対策や現在の利用状況に応じた対応としており、例年行われていた大晦日の終夜運転、「初日号」など元日早朝の下り特急列車増発はいずれも実施されません。年末年始の2021年12月30日(木)〜2022年1月3日(月)は土休日ダイヤで運転され、休日運用となるため一部列車の12両編成への増結は行われません。この期間中、快特列車の座席指定サービス「ウィング・シート」は休止となります。

また、沿線に川崎大師(平間寺)がある大師線では1月1日(土・祝)〜10日(月・祝)まで「臨時ダイヤ」が実施されます。昼間時間帯の列車が通常(10分間隔)より増発され6分間隔での運転となり、初詣のお出かけの利便性が向上します。

【図表で解説】京急 2021〜2022年末年始の運転ダイヤ\

京浜急行バス(横浜市)の一般路線バスは、2021年12月30日(木)〜2022年1月3日(月)まで「日祝ダイヤ」による運転となります。「鎌24系統」(金沢八景駅〜十二所〜鎌倉駅東口)は、初詣客の利用が多い1月1日(土・祝)〜3日(月)に増発されます。高速バスもお正月に合わせた特別ダイヤとなり、2022年1月1日(土・祝)・2日(日)は「横浜駅東口〜三井アウトレット木更津線」に増発便が設定されます。