臨時快速「宮古毛ガニ号」で旬の味覚に出会う旅へ 三陸の「浜だれ」特典付き JR東日本

JR東日本は2022年3月13日(日)、イベント開催に合わせて山田線の盛岡駅〜宮古駅間に臨時列車「宮古毛ガニ号」を運転します。

JR東日本HB-E300系ハイブリッド気動車「リゾートあすなろ」編成(ロリー/写真AC)
JR東日本HB-E300系ハイブリッド気動車「リゾートあすなろ」編成(ロリー/写真AC)

岩手県宮古市で2003年(平成15年)から毎年開催されている「宮古毛ガニまつり」は、冬の味覚である毛ガニをテーマにしたこの地方を代表するイベントです。甘みのある宮古産毛ガニを使った「カニ汁」の無料振る舞いや「毛ガニの一本釣り」「体験セリ市」などの企画、旬の毛ガニの特別販売などが行われます。第20回となる今年は2022年3月13日(日)に開催予定です。

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このイベントに合わせて運転される快速「宮古毛ガニ号」は、往路が盛岡駅8:51発・宮古駅11:21着、復路が宮古駅13:32発・盛岡駅15:55着のダイヤで1往復します(各停車駅の運転時刻は下表を参照)。全車指定席で運転され、指定席券(大人530円・小児260円)はインターネット予約サービス「えきねっと」や主な駅の指定席券売機、みどりの窓口等で発売されます。使用車両のHB-E300系「リゾートあすなろ」編成は、ゆったりとしたシートピッチのリクライニングシートや側面の大型窓による快適な居住性が特徴です。

【時刻表で解説】JR東日本 臨時快速「宮古毛ガニ号」運転

快速「宮古毛ガニ号」の宮古駅到着・発車に合わせ、宮古駅と祭り会場(宮古市魚市場特設会場)間で無料の専用シャトルバスが用意されます(運転時刻は上表を参照)。このほかの時間帯にも宮古駅からのシャトルバスは運行されますが、「宮古毛ガニ号」に接続するバスは同列車利用者の専用便となります。

さらに、往路の「宮古毛ガニ号」と専用シャトルバスを利用した方への来場特典として、会場で「岩手まるごとおもてなし隊」から万能調味料「たつっと浜だれ」がお一人1本プレゼントされます。ホタテと毛ガニのエキスが濃縮した三陸の浜の香りを楽しめる塩ダレで、水産加工会社フードパック(宮古市)が「浄土ヶ浜レストハウス」(同)と共同開発した商品です。

なお、「宮古毛ガニまつり」が中止になった場合でも快速「宮古毛ガニ号」は運転されますが、宮古駅〜会場間のシャトルバス運行および、来場特典品のプレゼントは取り止められます。「宮古毛ガニまつり」の詳細についての問い合わせは、主催の宮古観光文化交流協会(0193-62-3534)まで。