土佐くろしお鉄道は2022年3月12日(土)にダイヤ改正を実施し、中村・宿毛線では運転時刻の変更、ごめん・なはり線では運転本数の削減などを実施します。
中村・宿毛線では上り方面最終となる特急列車の列車名と運転区間が変更されます。現行ダイヤで宿毛駅19:16発の「しまんと10号」高松駅行は、改正後は宿毛駅19:26発「あしずり18号」高知駅行となります。高知駅でこの列車から接続する特急列車はないため、中村・宿毛線から高松駅・岡山駅方面への特急列車の利用は「あしずり16号」(中村駅17:45発)が最終となり、現行から2時間近く繰り上がります(運転時刻は下表を参照)。
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そのほか、JR四国のダイヤ改正に合わせて中村・宿毛線でも時刻の調整が行われます。このため、一部の特急列車ならびに、通勤・通学時間帯を含む一部の普通列車の運転時刻が変更となります(主な列車の運転時刻は下表を参照)。
ごめん・なはり線では昼間時間帯の快速列車の一部が普通列車となり、時間帯の近い列車の運転が取り止められることにより、後免駅〜安芸駅間では上下各2本の減便となります(運転時刻は上表を参照)。土佐くろしお鉄道は、利用者の利便性を大きく損なわない範囲で運転本数を整理すると説明しています。そのほか、JR四国との時刻調整に伴い一部の列車の運転時刻が変更されます。
オープンデッキ付き観光列車の運用も見直されます。奈半利駅12時台発の上り後免駅行列車が安芸駅を境に別列車となることに合わせ、デッキ付き車両の運転時刻が変更となります。これにより、現行ダイヤで後免駅14時台発の下り列車で行っているデッキの開放は取り止めとなります(運転時刻は上表を参照)。