減便や区間変更 えちごトキめき鉄道ダイヤ改正 新幹線接続「おかえり上越」新たに運転

えちごトキめき鉄道は2022年3月12日(土)にダイヤ改正を行い、一部列車の運転取り止めや運転区間の変更、接続の改善などを実施します。

日本海ひすいラインなどで運行するえちごトキめき鉄道ET122形気動車(K.M=KARIBITO/写真AC)
日本海ひすいラインなどで運行するえちごトキめき鉄道ET122形気動車(K.M=KARIBITO/写真AC)

妙高はねうまラインからJR信越本線に直通運転する特急列車「しらゆき」は、利用状況に合わせて1日あたり5往復から4往復に減便されます。運転が取り止められるのは新潟駅発・上越妙高駅行の上り「しらゆき8号」および、上越妙高駅発・新潟駅行の下り「しらゆき9号」です。

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妙高はねうまラインでは夜時間帯の新井駅〜直江津駅間で上下各1本の列車が運転取り止めとなるほか、妙高高原駅〜直江津駅間を運転する上下線の最終列車は妙高高原駅〜新井駅間の区間について運転が取り止められます。一方で、上越妙高駅20:28発・直江津駅行の臨時普通列車「おかえり上越」が新たに設定され、北陸新幹線「はくたか573号」(東京駅18:04発・上越妙高駅20:13着)からの乗り継ぎ利便性が維持されます(運転時刻は下表を参照)。

また、土・休日に運転している妙高高原駅〜直江津駅間の臨時快速列車上下各1本は春日山駅が新たに停車駅に加わり、改正後に通過する駅は北新井駅のみとなります。そのほか、朝および夜時間帯に編成両数が短くなる列車があります。

【時刻表で解説】えちごトキめき鉄道 2022年3月12日(土)ダイヤ改正

日本海ひすいラインでは、糸魚川駅発着の富山駅方面直通列車について朝時間帯の上り1本、深夜時間帯の下り1本の運転区間が短縮され、それぞれ泊駅始発・泊駅行となります。一方で、朝時間帯に糸魚川駅〜直江津駅間を運転する上下各1本の列車が泊駅まで延長運転するため、泊駅〜糸魚川駅間の全体の運転本数は現行のまま変わりません。朝時間帯の運転区間見直しにより、下り列車から北陸新幹線・大糸線への糸魚川駅での乗り換え時間が短縮します(運転時刻は上表を参照)。

そのほか、JR東日本のダイヤ改正により夜〜深夜時間帯にかけて、日本海ひすいラインと信越本線との直江津駅での接続が一部で改善します。また、糸魚川駅〜直江津駅で夕方時間帯に一部列車の編成両数が2両から1両へと見直されます。