初の通年発売「京急全線1日フリーパス」など5種 PASMOで買って使えるおトクなきっぷ

京浜急行電鉄(京急)は、交通系ICカード「PASMO」に搭載するタイプのおトクなきっぷを新たに5種類、2022年3月12日(土)から通年発売します。

品川駅に停車中の京急1500形電車(Katsumi/TOKYO STUDIO)
品川駅に停車中の京急1500形電車(Katsumi/TOKYO STUDIO)

京急として初めて通年発売する、京急線全線が1日乗り放題の「京急全線1日フリーパス」は大人2,000円・小児1,000円です。京急線に加え、京浜急行バス(本社: 横浜市)の全路線に乗り放題区間が広がる「京急線・京急バス1日フリーパス」(大人3,000円・小児1,500円)も発売され、こちらは発売時刻から24時間有効です。

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そのほか、京急沿線や羽田空港からの京急線往復乗車券と、東京メトロ・都営地下鉄の1日乗車券がセットになった「東京周遊パス(TOKYO DAY TRIP PASS)」「羽田空港発着 地下鉄1DAYパス」が発売されます。また、みなとみらい線が1日乗り降り自由となり、横浜ベイエリア・中華街などへのお出かけに便利な「みなとみらいきっぷ」もラインナップされます(各きっぷの詳細と利用可能区間の路線図は下図を参照)。

【路線図で解説】京急 PASMO限定のおトクなきっぷ 5種類を新たに発売

お手持ちのPASMO(記名・無記名)に乗車券情報が記録され、有効区間内で自動改札機にタッチすることで利用することができます。いずれのきっぷも自動券売機での発売は行われず、有人窓口のみでの取り扱いです。有効な定期券情報が搭載されているPASMOや、モバイル型のPASMO(「モバイルPASMO」「Apple PayのPASMO」)、PASMO以外のICカードでの利用はできません。

京急は、マイクロツーリズムやビジネスなどの用途に合わせ、便利でおトクなきっぷを活用して電車・バスを利用してほしいとコメントしています。