夏休み 小学生100円で多摩モノレール乗り放題 “展望席”が子育てシートに クイズ企画も

多摩都市モノレールは、子ども(小学生)100円で多摩モノレール全線が1日乗り放題となる「たまモノこどもワンデーパス」を夏休み期間に合わせて発売します。

多摩都市モノレール1000系電車(写真魚/写真AC)
多摩都市モノレール1000系電車(写真魚/写真AC)

沿線施設での特典も充実

通年発売している小児用1日乗車券(450円)と比べて大幅に安く、ほとんどの区間の小児運賃は100円を超えるため、少しの乗車でもおトクです。発売期間は2022年7月16日(土)〜9月30日(金)で、主要駅の改札窓口でのみ発売されます。券面には沿線情報誌「たまモノ」の新米編集部員「タマオ」がデザインされています。通常の1日乗車券に適用される店舗・施設での提示特典が使えるほか、「多摩動物公園」「立川まんがぱーく」「タヒチビーチ」などの沿線施設では、ワンデーパス限定の子ども向け特典を用意しています。

多摩都市モノレールは東京都と共同で「たまモノ子育て応援事業」を推進しています。親子で出かけやすい環境をつくることにより、多摩地域の活力や魅力の向上につなげる狙いがあります。前回はゴールデンウィークに発売され、第2弾となる今回は期間や発売場所、提携施設が拡大されてより使いやすくなります。都民以外の方の購入・利用ももちろん可能です。なお、ワンデーパス購入した方に東京都が利用者アンケートへの協力を求める場合があるとのことです(沿線施設での特典など詳細は下の図表を参照)。

【図表で解説】多摩都市モノレール 「たまモノこどもワンデーパス」発売

クイズラリーでたまものグッズを当てよう

今回新たな子育て支援策として、一部の編成では先頭および最後尾車両に「子育て応援シート」が設置されます。展望席付近に「タマオ」や沿線風景のイラストが装飾され、モノレールからの景色と合わせて子どもと一緒に楽しめるスペースとなります。

ワンデーパスの発売期間中のイベントとして、沿線施設を巡りながら謎を解いていくクイズラリー「タマオからの挑戦状」が開催されます。クイズの応えを組み合わせてWebサイトから応募すると、抽選で多摩モノレールのオリジナルグッズが当たります。参加は無料ですが、移動交通費や入園料は参加者負担となります。また、「タマオ」のキャラクターグッズも新たに登場し、主な駅の窓口や「たまものグッズオンラインショップ」で7月16日(土)から購入することができます。