四国連絡急行「鷲羽」 1日限りリバイバル運行 湘南色115系に懐かしのヘッドマーク付き

JR西日本は、開催中の大型観光キャンペーン「岡山デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせ、国鉄型車両を活かした急行「鷲羽(わしゅう)」のリバイバル列車を運行します。

かつて急行「鷲羽」として運行していた153系電車(画像提供:京都鉄道博物館)
かつて急行「鷲羽」として運行していた153系電車(画像提供:京都鉄道博物館)

関西と四国をつなぐ往年の急行

岡山はこれまで多種多様な列車が運行されてきた交通の要衝であり、国鉄型の車両が現役で多く活躍していることから鉄道ファンの間で人気の高いエリアです。JR岡山支社は新たな観光列車のデビュー、団体臨時列車の運行、さまざまな鉄道体験イベントなどを企画しており、「おか鉄フェス2022」と総称して岡山DC期間を中心に展開しています。

2022年9月4日(日)の1日限りの企画として、姫路駅〜宇野駅間でリバイバル急行「鷲羽」が団体専用列車として運行されます。「鷲羽」はかつて大阪駅と宇野駅の間を結んでいた急行列車で、宇高連絡船と中継する四国連絡列車として多くの乗客に利用されていました。1972年(昭和47年)の山陽新幹線開業を機に本数が縮小され、のちに1980年(昭和55年)をもって廃止されました。

「鷲羽」に使用されていた153系電車はすでに全国から姿を消しており、リバイバル列車には同じ湘南色の115系電車が使用されます。懐かしいヘッドマークが掲出され、できる限り往年のイメージに近づけられます(運行時刻などの詳細は下の図表を参照)。

【時刻表で解説】JR西日本 岡山DCに合わせリバイバル団体臨時列車を運行

姫路からの往復ツアーとして発売

リバイバル急行「鷲羽」は、姫路駅を出発する往復行程の旅行商品として日本旅行(本社:東京都中央区)が7月15日(金)15:00から発売を開始します。座席はロングシートまたはクロスシートのいずれかを選べ、1〜4名での参加が可能です(4名はクロスシート利用のみ)。宇野駅での約5時間の折り返し時間は自由行動となり、復路の岡山駅では途中下車も可能です。参加者には「鷲羽」のリバイバル運行を記念した乗車証や、オリジナルグッズのプレゼントも用意されています。

ツアー代金は1名参加の場合19,800円〜21,800円、2名以上の場合はお一人14,800円〜16,800円で、ロングシート利用プランの方が安価に設定されています。岡山駅特製駅弁の昼食も代金に含まれ、車内は添乗員が同行します。申込受付は日本旅行メディアトラベルセンターWebサイトからのみで、電話や店頭での予約はできません。

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