「ロマンシング佐賀」ラッピング列車が再登場 唐津線・筑肥線に全16両 周遊きっぷ発売

JR九州は、佐賀県が実施する観光プロジェクト「ロマンシング佐賀2022」の一環として、県内でラッピング列車運行、周遊きっぷ発売などの各種企画を実施します。

ラッピング列車「ロマンシング佐賀」として装飾されるJR九州キハ125形気動車(イメージ)(画像提供: JR九州)
ラッピング列車「ロマンシング佐賀」として装飾されるJR九州キハ125形気動車(イメージ)(画像提供: JR九州)

ゲームと地方自治体の異色コラボ

「ロマンシング佐賀」は、スクウェア・エニックス(本社:東京都新宿区)が制作するロールプレイングゲーム(RPG)「サガ」シリーズと佐賀県とのコラボレーション企画で、2014年から継続的に実施されています。ゲームと地方自治体という異色の連携は、同名の縁からお互い長年ラブコールを送り合い実現したとのことです。佐賀県をリアルな冒険の世界に見立て、毎回、趣向を凝らした集客イベントを開催しながら関係人口を増やしていく取り組みが続けられています。

今回は、県内の都市間を結ぶ唐津線、筑肥線(山本駅〜伊万里駅間)などに、サガのキャラクターたちが描かれた「ロマンシング佐賀列車」が登場します。ラッピング列車企画は2015年以来の2回目となります。前回は2両のみの展開でしたが、今回は同区間を走る定期列車に使用される計16両(キハ125形、キハ47形)すべてがラッピング対象となり、出会える機会が大幅に増えます。デザインは1両ごとにすべて異なっており、「唐津くんち」「多久聖廟」「古湯温泉」など県内の名所も描かれるなど、“サガ”と“佐賀”が融合した列車で沿線が彩られます。

最初の1両は2022年8月23日(火)から運行を開始し、10月8日(土)には全車両が運用に就く予定です(ラッピング列車や周遊きっぷの情報など、詳細は下の図表を参照)。

【路線図で解説】JR九州 唐津線・筑肥線に「ロマンシング佐賀列車」運行 周遊きっぷも発売

乗り放題きっぷは10月がおトク

ロマンシング佐賀列車が走る唐津や伊万里など沿線エリアの旅を楽しんでもらえるよう、JR九州は「ロマ佐賀列車 周遊きっぷ」を発売します。連続する2日間、設定区間内の普通列車が乗り放題となるおトクなきっぷで、おねだんは大人2,500円・小児1,250円です。また、県の補助により半額以下とさらにおトクに購入できる期間限定の「スタート割! ロマ佐賀列車 周遊きっぷ」(大人1,250円・小児500円)も用意され、佐賀県内主要駅の窓口で2022年10月8日(土)から発売されます。

そのほか、佐賀駅、唐津駅ではホームに流れる駅メロディに、「サガ」シリーズ作品を手掛ける作曲家、伊藤賢治さんが作曲した楽曲が採用されます。また、長崎本線、唐津線、筑肥線内の17駅では、「サガ」シリーズのキャラクターと各駅の名所・名物がドット絵化されたオリジナルデザインの駅名標が設置されます。唐津駅内にはロマ佐賀列車をテーマにしたイベントスペースが期間限定でオープンするほか、オリジナルデザインのマンホール設置、デジタルスタンプラリーなどの企画も県内で続々と開催される予定です。

「サガ」シリーズ総合ディレクターを務めるスクウェア・エニックスの河津秋敏さんは「今年の『ロマンシング佐賀』は乗り物の旅です! 2015年のラッピング列車コラボをはるかに超える、ロマンシングな佐賀とサガの旅が始まります」と期待を込めて話しています。佐賀県の山口祥義知事は「ロマ佐賀の世界が沿線エリアにリアルに広がることで、佐賀のまちとまちをつなぐ楽しみがさらに増えていきます。ロマ佐賀でしか味わえない“唯一無二の冒険”をぜひお楽しみください」と、多くのサガファンの来県を呼びかけています。

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