JR北海道は、「はまなす」「ラベンダー」編成を使用する特急列車について、冬期間(2021年12月〜2022年2月分)の運転計画を発表しました。
それぞれの花をイメージしたテーマカラーで仕上げられた外観のキハ261系気動車5000番代「はまなす」「ラベンダー」編成は、定期列車だけでなく観光シーズンの臨時列車、貸切イベント列車などいろいろな用途での運用を想定して製作された多目的特急車両です。落ち着いた雰囲気のボックスシートやカウンターが並ぶフリースペース「はまなすラウンジ」「ラベンダーラウンジ」が連結されており、過ごしやすい環境で目的地までの時間を楽しむことができます。その他の車両の座席にはインアームテーブルが装備されており、無料Wi-Fiや全席コンセントも利用できるのでビジネス移動も快適です。
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「はまなす」編成は、2021年12月1日(水)〜21日(火)の期間は特急「宗谷」「サロベツ」(札幌駅・旭川駅〜稚内駅間)として運用されます。12月26日(日)〜2022年1月14日(金)は特急「とかち」(札幌駅〜帯広駅間)に起用され、続いて1月21日(木)〜2月28日(日)には特急「北斗」(函館駅〜札幌駅間)として運転します。
また、「ラベンダー」編成は2021年12月4日(土)〜2022年1月13日(木)までは特急「北斗」、1月18日(火)〜2月26日(土)は特急「オホーツク」「大雪」(札幌駅・旭川駅〜網走駅間)として運転されます(運転日カレンダーと運転時刻は下表を参照)。
「はまなす」「ラベンダー」編成で運転される場合、5両編成のうち普通車指定席が3両、自由席は2両(うち1両は「はまなすラウンジ」「ラベンダーラウンジ」)となります。グリーン席は連結されません。利用の多い日には車両が増結され5両以上で運転する場合もあります。