「どこ押せばいいの?」不評の指定席券売機を画面刷新 輸送障害時のセルフ払いもどし充実で窓口混雑を緩和

JR東日本は、きっぷの購入や変更の画面フローをわかりやすく改善した新型の指定席券売機を2025年7月から導入し、従来機を順次置き換えます。

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新画面はモニター調査で好評

従来の指定席券売機は「指定席」「自由席」「乗換案内から購入」など、種類に統一感がない多くのボタンがトップ画面に並んでおり、どこを押していいかわかりにくいという不満が少なからずあったようです。新型機の開発過程では事前にモニター調査を行い、ひと目でわかりやすいと好評だった「きっぷを買う」「きっぷを変更する」など目的別のメニューに改められます。2画面目以降もよく使うボタンが大きく表示され、利用頻度の少ない方でも迷わないシンプルな操作方法を実現したとのことです。

2025年度は首都圏を中心とした約20駅に約160台の新型指定席券売機を導入する予定です。そのうち、東京駅など新幹線乗換口に設置する新型機には、新たにモバイルSuica対応リーダが搭載されます。在来線の駅からモバイルSuicaで乗車し、新幹線乗換駅で新幹線のきっぷを購入する場合、従来のように「みどりの窓口」に並んで処理してもらう必要がなくなります。

窓口混雑を極力減らす工夫

成田空港駅、羽田空港駅や山手線内の一部主要駅、仙台駅にはパスポートリーダ付きの新型機が2026年春頃から設置され、Web予約した「ジャパン・レール・パス」や指定席券を発券できるようになります。さらに、現在稼働している指定席券売機の従来機についても、2025年10月から新型機と同様の目的別メニューを採用した画面に更新され、ボタンの構成や配置もわかりやすく見直されます。

併せて、2025年10月からは指定席券売機の払いもどし機能が拡充します。乗車予定の新幹線や特急列車が台風などの理由で運休が決まった場合、指定席券売機で自身の操作によりきっぷを払いもどしできるようになります。また、列車が2時間以上遅れた場合に特急料金を指定席券売機で払いもどしできる機能についても、対象列車を東海道・山陽などすべての新幹線に対応するとともに、対象券種や取扱条件も拡大し、みどりの窓口に極力並ばなくて済む環境を整備します。

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