真岡鐵道と真岡線SL運行協議会は、緊急事態宣言の対象区域に栃木県が追加されたことを受け、蒸気機関車けん引による観光列車「SLもおか」を運休することを決定しました。
2021年1月16日(土)から当分の間運休するのは、土・日曜に運転を予定していた「SLもおか」下り6001列車(下館駅10:35発・茂木駅行)と上り6002列車(茂木駅14:26発・下館駅行)、ならびに下り6103列車(下館駅16:03発・真岡駅行)です。6103列車は、特別料金無しで乗車できる電気機関車けん引による客車列車です。
上記「SLもおか」運休日には、上下各1本の臨時列車が運転されます。運転時刻は、上り2130列車(真岡駅15:31発・下館駅行)、下り131列車(下館駅16:04発・茂木駅行)です。
なお、運休となる列車の「SLもおか券」(整理券)を予約していた場合、キャンセル等の操作を行う必要はないとのことです。真岡鐵道では、緊急事態宣言の解除や新型コロナウイルス感染症の拡大状況を鑑みつつ運転再開時期を検討するとしています。
また、真岡駅に隣接する複合施設「SLキューロク館」は、緊急事態宣言発出に伴い1月15日(金)〜2月7日(日)まで臨時休館することを決めました。加えて、真岡駅構内でグッズ販売と観光案内を行っている「真岡駅東口売店(SL館)」についても、1月19日(火)〜2月7日(日)まで臨時休館となります。休館中は各種「カレンダー」および「守鐵社 学業成就守」を真岡駅窓口で販売しており、その他のグッズは「真岡鐵道オンラインショップ」で販売しているとのことです。