JR四国は2025年8月4日(月)・5日(火)の2日間、予讃線の海岸寺駅~詫間駅間に臨時駅「津島ノ宮駅」を開設し、普通列車の臨時停車や臨時列車の運転を行います。
年に一度「子どもの守り神」の例大祭
子どもの守り神として知られる津嶋神社(香川県三豊市)の本殿は瀬戸内海の小島に祀られており、毎年8月4日と5日の2日間に限り、約250mある橋をわたって本殿へ参拝することができます。この夏季例大祭に合わせて開設される臨時駅が「日本一営業日が短いJR駅」として知られる津島ノ宮駅で、子どもの成長や無病息災を願って各地から集まる参拝者のアクセスとして機能します。
臨時停車する普通列車はのべ53本で、うち4日(月)は下り多度津駅8:31~20:55発の16本、上り観音寺駅8:07~20:48発の18本です。5日(火)は下り多度津駅8:31~15:54発の9本、上り観音寺駅8:07~15:12発の10本が津島ノ宮駅に臨時停車します。さらに4日(月)のみ、多度津駅20:02発の下り観音寺駅行、観音寺駅20:56発の上り多度津駅の2本の臨時列車が運転し、どちらも津島ノ宮駅に停車します。
2種類の記念入場券を揃えるには…
津島ノ宮駅の開設に合わせ、現地でしか購入できない専用台紙付き記念入場券の発売も行われます。価格は280円(大人用と小児用のセット)で、各日2,000セット限定発売、売り切れ次第終了となります。表面のデザインは同駅の駅名標と予讃線を走行する列車の写真を組み合わせたものですが、4日(月)と5日(火)で異なるデザインを用意するとのことで、両方揃えるには2日間続けて訪問する必要があります。
列車が津島ノ宮駅に停車する時間帯にはフォトスポットとして、ホームにある駅名標の裏側にレアなキャラクター「つしまのみや えきちゃん」が描かれた記念駅名標が設置されます。なお、同駅のきっぷ売場は混雑が予想されるので、JR四国は、津島ノ宮駅発着のきっぷを1か月前から購入できるチケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」の利用を呼びかけています。