京王電鉄沿線の駅売店とコンビニエンスストアが順次「セブン-イレブン」に転換されます。
京王グループの京王ストア(東京都多摩市)は2021年4月20日(火)、同社が運営する駅売店・コンビニ店舗について、セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区)とフランチャイズ化に関する業務提携契約を結びました。
京王ストアは京王線・井の頭線の主要駅に売店「A LoT」とコンビニ「K-SHOP」を合わせて55店舗(2021年3月末時点)運営しています。今回の提携により、おおむね2年間で約40店舗がセブン-イレブンのフランチャイズ店舗に転換されます。第1号店は2021年夏から秋頃のオープンを予定しているとのことです。
京王ストアでは、地域に密着した店舗展開を行ってきた強みを活かしながら、セブン-イレブンならではの商品・サービスを提供することによりさらなる利便性の向上を図りたいとしています。
全国の主要鉄道会社では、従来型駅売店のコンビニ化、さらにはファミリーマート、ローソンを含む大手コンビニチェーンとのフランチャイズ提携が相次いで進められています(上表を参照)。2018年3月には、小田急商事が運営する小田急沿線の駅売店・コンビニをセブン-イレブンに転換することを発表しています。