東海道新幹線乗り放題+ホテル選びも自由自在 JR東海の「ワーケーション」がスゴイ

JR東海ツアーズは、東海道新幹線が乗り放題でホテル宿泊地も自由に選べる旅行商品を期間限定で発売します。

富士山をバックに疾走する東海道新幹線N700系(ポニー/写真AC)
富士山をバックに疾走する東海道新幹線N700系(ポニー/写真AC)

商品名は「東海道新幹線乗り放題&お好きなホテルと組み合わせてMYワーケーション」です。ウィズ・コロナの時代に注目されている過ごし方の一つに、旅行先でテレワークにより働きながら休暇をとる「ワーケーション」(「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語)があります。JR東海は、東海道新幹線を活用したワーケーションプランを期間限定で発売し、これまでの概念にとらわれない自由な働き方・休み方を提案します。

旅行期間は「6泊7日プラン」「13泊14日プラン」「20泊21日プラン」の3種類から選べ、出発から帰着までは東海道新幹線(東京駅〜新大阪駅間)の「のぞみ」「ひかり」「こだま」が何度でも乗り放題となります。グリーン車が利用できる「グリーン車プラン」と、普通車指定席が利用できる「普通車プラン」があり、両プランとも普通車自由席も乗り放題となります。

東海道新幹線の沿線に複数の施設を運営する4つのホテルグループから1つを選び、そのグループの指定のホテルならどこでも宿泊でき、組み合わせは自由です。選択できるホテルグループは「JR東海ホテルズ」「東急ホテルズ」「プリンスホテルズ&リゾーツ」「都ホテルズ&リゾーツ」です。各ホテルでは、利用可能な部屋タイプがあらかじめ指定されています(希望のホテルが満室の場合などは選択できない場合があります)。

各ホテルのテレワーク環境および共用スペースは、一般宿泊者が利用できるサービスが対象となります(一部有料の場合あり)。

東京〜新大阪間を自在に動けるだけでなく、好きなときに好きな場所で宿泊できる、前例のない新しいスタイルの商品です。宿泊地から沿線観光地へのショートトリップを楽しみながら、自分だけのワーケーションを計画することができます。

名古屋駅直結のJR東海ホテルズ「名古屋JRゲートタワーホテル」(Katsumi/TOKYO STUDIO)
名古屋駅直結のJR東海ホテルズ「名古屋JRゲートタワーホテル」(Katsumi/TOKYO STUDIO)

設定期間は2021年5月6日(木)〜7月20日(火)帰着です。JR東海ツアーズの旅行商品として発売され、4月27日(火)14時からインターネットの専用ページ限定で発売されます(駅窓口およびJR東海ツアーズ各支店では発売されません)。申し込みの締切は出発の7日前までとなっています。小学生・幼児の申し込みはできません。

旅行代金(大人1人あたり)の一例を挙げると、4ホテルグループのうち最安となる「都ホテルズ&リゾーツ」を選択した場合、6泊7日の普通車プランは1名1室利用90,000円、2名1室利用75,000円です。グリーン車プランなら1名1室利用105,000円、2名1室利用90,000円となります(詳細は下表を参照)。

【図表で解説】JR東海ツアーズ 「東海道新幹線乗り放題&お好きなホテルと組み合わせてMYワーケーション」

JR東海では、今回のワーケーションプランの利用動向を踏まえ、今後の商品展開につなげていくとしています。また、旅行に際しては、新型コロナウイルス感染症の状況や政府・自治体の要請等を考慮し、適切なタイミングを判断するよう呼びかけています。