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山陰など日本海側を中心に大雪などの荒天が続いており、JR西日本は山陰エリアを中心に2020年12月31日(木)の終日、大規模に列車を運休します。(2020年12月31日14:00現在)
12月31日(木)始発の寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」は、上下とも運休します。そのほか、12月31日(木)に全区間で運休を決めた特急列車は、「スーパーおき」の下り3号以降と上り全便、「スーパーまつかぜ」の下り5号以降と上り8号以降、「やくも」および「スーパーいなば」の全便、「スーパーはくと」の下り5号以降と上り5号以降です。このほか、特急「はまかぜ2号」は鳥取駅〜豊岡駅間、「はまかぜ5号」は豊岡駅〜鳥取駅間、「こうのとり1号」は福知山駅〜城崎温泉駅間、「こうのとり12号」は城崎温泉駅〜福知山駅間がそれぞれ部分運休となります。
在来線は、山陰エリアの多くの路線で12月31日(木)は終日運転運休となっています。運転を見合わせているのは、山陰本線(浜坂駅駅〜益田駅間)、因美線、伯備線(新見駅〜米子駅間)、境線、木次線および芸備線(新見駅〜備後落合駅間)です。木次線は、1月1日(金・祝)についても終日見合わせが決定しています。始発から運転を見合わせていた福塩線(府中駅〜塩町駅間)および芸備線(備後落合駅〜三次駅間)は、除雪作業が完了したため、13時頃から順次運転を再開しています。
近畿エリアの湖西線は、強風が見込まれるため、12月31日(木)16時頃から和邇駅〜近江塩津駅間で終日運転を見合わせます。また、16時以降の京都駅〜和邇駅間の一部列車についても運転が取り止められます。湖西線では、翌1月1日(金・祝)も強風が見込まれる場合は運転を取り止める場合があるとしています。
湖西線の運転見合わせに伴い、関西と北陸を結ぶ特急「サンダーバード」は、下り93号(大阪駅16:12発)以降、上りは30号(金沢駅14:57発)以降の全便が米原駅経由に運転駅路が変更されます。京都駅・新大阪駅・大阪駅には約20〜40分遅れての到着が見込まれるため、東海道・山陽新幹線への乗り継ぎがに予定どおりできなくなる場合があるとしています。また、翌1月1日(金・祝)以降の「サンダーバード」についても経路変更が発生する場合があるので、今後の運行情報に注意するよう呼びかけています。
北陸エリアでは、高山本線の特急「ひだ」は、下り3・7・13号の高山駅〜富山駅間、上り6・8・20号の富山駅〜高山駅間がそれぞれ部分運休となります。大糸線(南小谷駅〜糸魚川駅間)は、12月31日(木)は17時頃まで運転を見合わせ、翌1月1日(金・祝)は始発から17時頃まで運転を見合わせることが決定しています。