JR東日本が車内販売・グランクラスの営業を中止 コロナ感染拡大防止で16日から

JR東日本は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため2021年1月16日(土)から当分の間、新幹線および在来線特急列車等において車内販売等のサービスを中止すると発表しました。

車内販売休止につき駅弁は乗車前に購入を(イメージ)
車内販売休止につき駅弁は乗車前に購入を(イメージ)

東北・北海道新幹線、上越新幹線および北陸新幹線では「グランクラス」のサービスが中止されます。16日(土)以降に運転するすべての列車について、グランクラスの販売が見合わされます。北陸新幹線のJR西日本区間についても同様の扱いとなります。

具体的には、東北・北海道新幹線の「はやぶさ」「やまびこ」号、北陸新幹線の「かがやき」「はくたか」号で、アテンダントによる飲料・軽食サービスが提供されるグランクラスが16日(土)から営業中止となります。発売済みのこれらの列車のグランクラスのきっぷを持っている場合、事前にグリーン車等へきっぷを変更することが必要となります(差額は返金されます)。

なお、仙台駅を始発または終着とする「はやぶさ」「やまびこ」号および上越新幹線のグランクラスについては、飲料・軽食サービスが実施されていないため、すでにきっぷを持っている方向けに16日(土)以降も営業されます。

新幹線、在来線特急列車および普通列車グリーン車で営業している車内販売についても、16日(土)以降は営業休止となります。車内販売が行われないのは、新幹線「はやぶさ」「こまち」「つばさ」「とき」「かがやき」「はくたか」号、特急「サフィール踊り子」「あずさ」「かいじ」「ひたち」「いなほ」号および首都圏各線の普通列車グリーン車の全区間です。また、特急「サフィール踊り子」号4号車のカフェテリアについても営業が見合わされます。

JR東日本では、飲料等必要なものについては、あらかじめ購入して列車に乗車するよう呼びかけています。